2020年05月26日 12:02 リアルサウンド
iPhone 12シリーズのロジックボードと思われる画像が、新たにリークされた。
(参考:iPhone 12でついにLightningコネクタ廃止? 完全ワイヤレス充電に移行か)
これは、Apple情報に詳しいツイッターアカウント『有没有搞措』(@L0vetodream)が投稿したものだ。
・最近製造され、見慣れない形状
これを受けて『MacRumor』は、iPhone 12またはiPhone 12 Proのロジックボードがリークしたようだ、と報じている(参考:https://www.macrumors.com/2020/05/19/alleged-iphone-12-logic-board-photo/)。
注目すべきは、最近のハイエンドiPhoneモデルのコンパクトなボードとは対照的に、細長いデザインになっている。また印字は「2019年の第40週、すなわち10月の第1週に製造された」ことを示している。
iPhoneのフラッシュストレージのサプライヤーは、以前と同じくSamsungのようだ。
デバイス内部のコンポーネントため、外観の手掛かりが多いわけではないが、主要部品を積載する重要な基板であることには違いない。
現時点では、ロジックボードが、どのモデルに対応しているかや、それが本物かといった確証があるわけではない。しかし、最近になって作られた、従来とは違う形状のロジックボードだということを、うかがい知ることができる。
・専門家が全4機種のディスプレイ解像度を予測
iPhone 12のハードウェアについては『Ubergizmo』が、ディスプレイ解像度の新たな情報を伝えている(参考:https://www.ubergizmo.com/2020/05/iphone-12-display-resolution/)。
Display Supply Chain ConsultantsのCEOであるRoss Young氏によると、エントリーモデルのiPhone 12は、解像度2340×1080の5.4インチ・ディスプレイ(BOE提供のSuper Retina OLED)になるという。
iPhone 12 Maxは、それはより高い解像度2532×1170で少し大きい6.1インチ・ディスプレイ(BOE提供のSuper Retina OLED)を搭載。iPhone12 Proは、iPhone 12 Maxと同じ解像度2532×1170の6.1インチ・ディスプレイながら、 Samsung提供のSuper Retina XDR OLEDになる。
そして、最上位モデルであるiPhone 12 Pro Maxは、なんと解像度2778×1284の6.7インチ・ディスプレイ(Samsung提供Super Retina XDR OLED)だという。
Appleは通常、解像度を表示せずに、高画素密度のディスプレイを意味する「Retinaディスプレイ」と呼んでいる。しかし、専門家のRoss Young氏は、この時点で解像度まで把握しているようだ。
iPhone12シリーズは、リリースが2020年の後半に迫るなか、主な仕様に続き、詳細の情報も明らかになってきている。
(Nagata Tombo)