オレンジページは5月20日、「食品ロス」に関する調査結果を発表した。調査は3月にネット上で実施し、20歳以上の女性1081人から回答を得た。
「家庭から食品ロスを減らそうと意識しているか」と聞くと、合わせて9割以上が「意識している」(60.3%)、または「どちらかというと意識している」(32.5%)と回答した。
「大量の作り置きおかずを、食べきれずに処分することがある」
食品を買う際には、6割以上が「つい買い過ぎてしまうことがある」(63.1%)と回答。主な理由としては「安売りしていると、まとめ買いしてしまう」(77.6%)、「大容量パックなど、お得なほうを買ってしまう」(43%)などが挙げられた。
「消費期限や賞味期限の日付が過ぎた食品」については、6割以上が「捨てたことがある」(61.9%)と答えた。具体的には「牛乳・乳製品」(59.2%)が最多で、次いで「肉・魚」(41.3%)、「豆腐・大豆加工食品」(35.4%)、「野菜・果物」(30.4%)、「ちくわなどの練り物」(27.8%)、「生菓子」(26.4%)などが続いた。
このほか、自由回答欄では「もやし」「きゅうり」といった傷みやすい野菜や「餃子の皮」「調味料」などの使いきれずに少し残ってしまう食材も挙げられる傾向があった。
さらに「おかず」「作り置き」という言葉も並んでおり、「大量の作り置きおかずを、食べきれずに処分することがある」(30代)など、料理の“作りすぎ”が食品ロスの一因になっているようだ。