リクシスは5月22日、「家族間のコミュニケーションの変化に関する調査結果を発表した。調査は5月にネット上で実施し、ビジネスパーソン289人から回答を得た。
65歳以上の親がいるビジネスパーソンのうち、4人に3人が外出自粛前と比べて「親のことを頻繁に・多少なりとも考えるようになった」(73%)と回答した。
「健康や体調が心配なので、親とのコミュニケーション頻度は上げていくと思う」
コロナ禍発生後の親との関係の変化を聞くと、最多は「以前より頻繁にメールやLINEで連絡を取るようになった」という回答だった。「いずれの子とも離れて暮らしている場合」(47.6%)、「いずれかの子と近居の場合」(46%)の両方で半数に迫った。
次いで「以前より頻繁に電話をするようになった」の回答が多く、全体で3割以上に。「いずれの子とも離れて暮らしている場合」(44.4%)では4割を超えた。
コロナ禍がきっかけで今後起こりそうな親に対する行動の変化を聞くと、最多は「健康や体調が心配なので、親とのコミュニケーション頻度は上げていくと思う」(58.7%)だった。
次いで、3割以上が「健康維持に役立つ情報についてより意識して収集し、さりげなく伝えると思う」と回答。以降に「万一の時に即座に判断できるよう、最低限の医療・介護知識は持とうと思う」、「親の健康維持・生活支援のために利用できる手軽なサービスを探し始めると思う」などが続いた。