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SixTONESメンバーには“リトルトゥース”ばかり? 『ANN』通して交流深めるオードリーとの関係性

2020年05月23日 06:01  リアルサウンド

リアルサウンド

リアルサウンド編集部

 4月4日からスタートしたSixTONESがパーソナリティーを務める『SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル』(ニッポン放送)。毎週土曜23時半から田中樹と週替わりでメンバーの一人が出演し、90分に及ぶ痛快なトークで楽しませてくれる。


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 放送開始からもうすぐ2カ月を迎えるが、メンバー間のやりとりはもちろん、ファンやラジオリスナーからの投稿やツッコミによって面白さが増している。


 初回放送後には、後番組である『オードリーのオールナイトニッポン』(以下、『オードリーのANN』)に乱入。オードリーの若林正恭、春日俊彰とのやりとりはSNSでも話題になった。そこで改めて、SixTONESとオードリーの関係性を振り返ってみたい。


 4月4日の初回放送ではSixTONESのメンバー全員が出演。初の冠レギュラー番組とあり、名を名乗りながら発言するところに初々さを感じたのも束の間。テンポ良くギャグが飛び交い、笑いに溢れた、“SixTONES節”を発揮していた。


 そして番組冒頭から、松村北斗と髙地優吾が後番組である『オードリーのANN』のリスナーを意味する「リトルトゥース」であることを明かした。無事に初回生放送を終えたSixTONESは、挨拶がてら『オードリーのANN』に乱入。もしかしたら…と、ちょっと期待していたリスナーもいたのではないだろうか。まるで、匂わせからの伏線回収のようだった。


 春の番組改編を無事に乗り越えて安堵するオードリー。SixTONESの放送を聞いていたようで、『スクール革命!』(日本テレビ系)で共演中の髙地について若林が「いつも『スクール革命!』で一緒だけどラジオ聞いてくれてたの知ってた?」と話題に出すと春日も「言わないあたりが粋だね」と反応する場面も。そして、ここでメンバーがスタジオに到着したようで、次第にオードリーの声にも笑いが混じった。


 若林が「乱入してくるの岡村(隆史)さん以来だよ!」、春日も「(リスナーである)二人だけでいいよ、他は聞いてないんだからさ」と入室をやんわり拒否。若林が「ジェシーは(ラジオ)聞いてないでしょう?」と聞くと、「僕ですか? ……もちろん聞いてないです!」。ギャグ交じりのジェシーの返答でもうひと笑い。リスナーを自称する松村は、番組のTシャツを着用、実は全コーナーにメールを投稿したというリトルトゥースっぷりをアピールした。


 メンバーがブースをあとにしたものの最後まで粘りをみせたジェシー。「じゃんけんしましょう」ともちかけ、春日のツッコミも聞かずに、「最初はグー! ジャーン」というお決まりのギャグを披露。


 実はジェシーも『スクール革命!』のゲスト講師として度々出演しており、オードリーとは共演済み。若林はジェシーからの無茶ぶりでコウメ太夫のモノマネを披露したが全カットになり、髙地が「ジェシーがすみません」とフォローしたという裏話を語った。どんな壁も突破していくジェシーに、フォローを入れる髙地。その光景が目に浮かぶほどリアルで、いまとなってはリーダーらしい振る舞いともいえる。


 さて、「聞いてません!」と言っていたジェシーだが、5月16日放送回に出演した際には、ジェシーは「聞いているよ!」と『オードリーのANN』を聞いていることを明かし、番組最後には「ジェシーでした、トゥーース!!」とクールなアレンジをきかせて叫び、番組を締めくくった。


 バラエティ力の形成に多大な影響受けていることであろう髙地を筆頭に、熱狂的なリスナーの松村、全力でギャグを飛ばせる間柄のジェシー……今後SixTONESのメンバー全員がオードリーとの絡みが増えることで、番組をまたいだやりとりやギャグが生まれそうな気がしている。


 現在は新型コロナウイルスの影響で共演が厳しいと思われるが、こうした状況が落ち着いたらまた盛大な絡みを聞かせて欲しい。(柚月裕実)