スマイループスは5月22日、「転職意欲動向調査」の結果を発表した。調査は4~5月にネット上で実施し、同社運営の「ジョブクル転職」を利用する524人から回答を得た。
新型コロナウイルス感染症が広がりを見せる中で転職活動を行うことに対して、9割近くが「不安を感じる・やや感じる」(89%)と回答した。
不安内容の多くは「採用されにくくなるのでは」という声
不安内容のうち、最も多く挙がったのは「景気などの影響により、採用されにくくなるのでは」(85%)だった。次いで「求人情報を十分に確認できないのでは」(6%)、「その他」(5%)、「面接の時間を十分に確保できないのでは」(3%)などと続いた。
選考中断や、内定取り消しについては、合わせて3割近くが「選考の中断を通知されたことがある」(16%)、「内定の取り消しを通知されたことがある」(3%)、「その他、採用結果に影響が出たことがある」(10%)と回答した。
転職活動時期について、過半数が新型コロナウイルス感染症の影響で「転職時期を遅らせた」(36%)、または「転職時期を早めた」(17%)と回答。一方で「転職時期は変わらない」(48%)とした人も半数近かった。
一連の転職活動のうち、影響を受けていると感じるものを聞いたところ、最多は「転職先企業の選定が進めにくい」(96%)だった。次いで「面接活動が進めにくい」(79%)などが挙がった。