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そごう・西武が首都圏8店舗の営業範囲拡大、池袋や渋谷も対象

2020年05月21日 19:02  Fashionsnap.com

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西武のロゴ Image by: FASHIONSNAP.COM
そごう・西武が、緊急事態宣言が継続されている関東エリアの8店舗について、営業範囲を拡大すると発表した。時間を短縮して営業していた食料品売り場に加えて、5月23日から生活必需品の売り場の営業を再開する。

 同社は5月15日から西武秋田店、そごう徳島店、そごう広島店、西武大津店、西武福井店、西武岡崎店、そごう西神店の7店舗について全館の営業を順次再開していた。
 営業範囲を拡大する店舗は、西武池袋本店、西武渋谷店、そごう横浜店、西武東戸塚 S.C.、そごう千葉店、そごう大宮店、そごう川口店、西武所沢 S.C.が対象。いずれの店舗も営業時間を通常よりも短縮する。店内では、定期的な消毒やアルコール消毒液の設置、館内換気の強化、レジカウンターへのビニールシートやアクリルスタンドの設置、従業員のフェイスシールドやマスク着用といった感染防止対策を実施。来店客に対しては、試飲・試食の中止や化粧品売り場でのタッチアップ・テスター利用の禁止、ソーシャルディスタンスの確保などを呼び掛けるという。
 都内の百貨店では、高島屋がすでに日本橋高島屋ショッピングセンターやタカシマヤタイムズスクエアで生活必需品の売り場に営業範囲を拡大し、松屋銀座は6月1日から全館の営業を再開しており、営業範囲を拡大する動きが見られる。三越伊勢丹の都内の店舗や大丸東京店などは依然として食料品フロアのみの営業を継続している。
>>タカシマヤタイムズスクエアが婦人服など一部売り場を営業再開、接客時の声がけは最小限に