ビープライスは5月19日、「外出自粛時に増えた行動・減った行動」に関する調査結果を発表した。調査は5月中旬にネット上で実施し、同社配信のアプリ登録者451人から回答を得た。なお、回答者の93.1%は女性。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う、外出自粛前後の行動について、ほぼ全員が「増えた、または減った行動がある」(97.3%)と回答した。
自粛時に増えた行動1位は「お片付け」
自粛前より増えた行動として、最も多く挙がったのは「お片付け」(64.3%)。次いで「料理」(48.1%)、「動画やTVの視聴」(45.9%)、「ネット通販」(45.7%)と続いた。
「お片付け」が増えた理由としては
「外に出れないので、家の中に意識が向く」(40代女性)
「家にいる時間が長くなったので、気になる」(50代女性)
などと家の中に意識が向くようになった、という声が多くみられた。他方で「料理」が増えた理由としては、
「暇だから、気持ちに余裕ができ、料理も時間をかけてするようになった」(40代女性)
との声が寄せられ、時間ができたことで料理に凝るようになっていることが伺えた。また、「動画やTVの視聴」が増えた理由としても「暇だから」「時間があるから」といった回答が多かった。
一方、自粛前よりも減った行動を聞いたところ、最も多く挙がったのは「お化粧」(59.7%)。次いで「おしゃれ」(49.5%)、「運動」(44.6%)と続いた。
「お化粧」が減った理由としては
「人に会わないから」(30代女性)
「メイクはマスクに付くのでしなくなった」(40代女性)
などと外に出ないことや、出てもマスクを付けないといけないといった意見が挙がった。「おしゃれ」の減った理由としても「人前に出ないから」(40代女性)と似たような傾向がみられた。また、「運動」が減った理由としては、
「スポーツジムが自粛中のため」(50代女性)
「在宅勤務になったから」(40代女性)
とジムなどの積極的な運動だけでなく、日常生活における動きのある行動が減ったことによって運動不足を感じている人が多いようだ。