JR東日本水戸支社は21日、昨年10月の台風19号で被災し、現在も運転見合わせとなっている水郡線の一部区間のうち、西金~袋田間の運転再開日を2020年7月4日と発表した。代行バスは上小川~常陸大子間の運転とする。
水郡線は現在、台風19号の影響で西金~常陸大子間が運転見合わせとなっており、同区間で代行バス輸送を行っている。7月4日以降、現行の西金駅発着の列車(水戸~西金間で運転)はすべて袋田駅発着に。あわせて水戸駅22時30分発の下り列車を現行の常陸大宮行から袋田行(上小川駅23時31分着、袋田駅23時38分着。代行バスへの接続なし)に変更し、運転区間を延長する。
西金~袋田間の運転再開後、代行バス輸送の区間は上小川~常陸大子間に変更される。途中、袋田駅における代行バス乗降箇所(袋田駅入口バス停)は国道118号の割山バス停付近とされ、袋田駅から約850m離れているため、「列車から代行バス、代行バスから列車へのお乗り換えはできません」としている。
代行バスは下り便・上り便ともに上小川駅で水戸方面の列車と接続。一方、代行バスから郡山方面の列車に乗り換える際、便によっては常陸大子駅で1時間以上待つ必要がある。代行バスの台数が限られているために乗車できない場合や、道路状況等により列車に乗り換えられない場合もある。