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藤本美貴、人気漫画家・新條まゆとYouTubeで赤裸々対談 大興奮の“乙女トーク”を展開

2020年05月20日 10:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 藤本美貴が5月16日、自身のYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ / 藤本美貴」に、「【豪華対談!】少女漫画級に乙女な話してます!【藤本美貴×新條まゆ】」と題した動画を投稿。漫画家の新條まゆとトークを繰り広げた。なお、この動画は2019年10月に収録されたもの。


(参考:YouTubeで急増中の「ボイスコミック」とは? 若者の漫画需要拡大に新たな可能性


 新條は1994年、少女コミック増刊(小学館)にて「あなたの色に染まりたい」でデビュー。人気ロックバンドのボーカリストと普通の女子高生のラブロマンスを描いた「快感▽フレーズ(▽はハートマーク 以下省略)」は1000万部を超える大ヒットを記録した。そんな人気漫画家をゲストに迎え、藤本は「普通に出てくれるんですね……」と興奮気味な様子だった。


 トークが始まると、さっそく藤本は新條が「少女漫画は一生描かない」と2012年に宣言したことの真意について質問。自身の漫画家としてキャリアは“ビジネス漫画家”からのスタートだったという新條は、「もうなんか疲れ果てちゃって。少女漫画ってすっごい疲れるんですよ。女の子の気持ちを探るために、心理学の本を読んだりとかしたし、夢も作品に詰めるし、自分の“あの時のこういう気持ち”っていうのも入れ込まないと、嘘っぽくなるので……。どこまで自分を出した方がいいのかなって(悩んでしまった)。実際に願望も詰まっているし」と赤裸々に答えていた。


 続けて藤本から「『快感フレーズ』ってちょっとエロい作品じゃないですか? なんでそういうのを描こうと思ったんですか?」と直球な質問が投げられると、新條は「私、少女漫画って読んでこなかったんですよ。だから(少女漫画についての)常識というのがなかった。その後、少女漫画について徹底的に調べたんですけど、『えっ? 女の子って本当はこうじゃないんじゃないの?』って疑問に思っちゃったんです。本当は女の子って“もっとエロいでしょ”って思って」と回答。これに藤本は「すごい! ビジネス漫画家だったからこそ、分析できたんですね」と感心していた。


 また藤本から「普段料理とかするんですか?」と素朴な質問が投げられると、新條は「私、料理が大好きなんですよ。逆に誰がやっても最終的に同じ結果にしかならない、作業が苦手で。例えばお掃除って最終的にキレイになる、お洗濯も最終的にキレイになる。ゴールが同じなんですよね。でもお料理はクリエイティブな作業だから、やっぱりそういう作業が好きなんでしょうね」と回答。続けて「好みの男性は?」という問いには「好きになった人ですね」と答える。これに藤本が「でも、(漫画に登場してくるキャラは)めちゃめちゃイケメンばっかりじゃないですか?」と突っ込むと、新條は「そう言われるんですけど、ごくごく普通でいいですね。でも2つ拘りがあって、“色白”と“痩せ型のシュッとした人”が好きなんですよ」と正直な好みを明かしていた。


 さらに藤本が「快感フレーズ」に登場する大河内咲也を指し「ホストクラブにもいそうですけど、ホストとかには興味ないんですか?」と聞くと、新條は「全然ないんですよ。私、2回くらいホストクラブに連れて行かれたんですけど、ダメでしたね~。どうしても『商売でしょ?』って思っちゃう。商売っ気だされて甘いこと言われても、『うわ~』って引いちゃうんです」と本音で答える。その上で「でもあの方たち自体の商売っていうのは本当に尊敬していて。ただただ“すごいな”と感心しますね」とコメント。藤本も「そうですね。人をハッピーにしていますからね」と理解を示していた。


 最後に、小さい頃から少女漫画をよく読んでいたという藤本は「その頃は、少女漫画に出てくるような素敵な人がいると思ってましたけど、『いないじゃん!』と知った時はショックでした(笑)」「でももともと少女漫画は大好きだから、その時から“現実ではない少女漫画の世界“を楽しむようになったというか(笑)。そんな甘い話はないとわかった上で読んで、キュンキュンしています」と思いを伝える。これを受け、新條は「ありがとうございます。この世界で生きてきた甲斐がありました」と感謝を伝えていた。


 およそ17分にわたり“乙女な話”に花を咲かしていた2人。「はじめまして」の関係だったというが、2人は“今度家に遊びに行きたいです”“ぜひ来てください”と盛り上がりを見せていた。そんなやり取りの動画に視聴者からは「ミキティ興奮気味ー可愛いー」「新條まゆ先生ってこんな綺麗な人だったんだ!」などの歓喜の声が届いている。


(中山洋平)