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ヘンリー王子・メーガン妃夫妻、フロッグモア・コテージ改築費用“返済”がスタート

2020年05月18日 13:31  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ヘンリー王子夫妻、今後11年以上かけて改築費用を返済か(画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月27日付Instagram「On this day, two years ago:」』のスクリーンショット)
今年3月をもって正式に王室を離脱したヘンリー王子・メーガン妃夫妻が、ウィンザーのフロッグモア・コテージの改築にかかった費用を返済し始めたようだ。月々の返済額は1万8000ポンド(約233万円)だという。英紙『The Mail On Sunday』などが伝えた。

2018年5月に挙式したヘンリー王子とメーガン妃は、エリザベス女王からウェディングギフトとしてウィンザーのフロッグモア・コテージを贈られた。元々はウィンザーの王室スタッフのアパートとして使われていたそうだが、夫妻は税金から支払われる王室助成金より240万ポンド(約3億1000万円)もの大金を注ぎ込み、この少々年季の入ったコテージを改築した。

広々としたオーダーメイドのキッチン、子供部屋、ヨガスペースなどを備えたゴージャスな新居は全寝室バスルーム付き、ジョージ&アマル・クルーニー夫妻やデヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム夫妻の邸宅も手がけたセレブ御用達インテリアデザイナーのヴィッキー・チャールズさん(Vicky Charles)がデザインを手がけたとされ、防音設備にはおよそ740万円を投じたと報じられている。

夫妻が当初暮らしていたロンドンのケンジントン宮殿を正式に退去し、ウィンザーの同豪邸へと引越したのは長男アーチーくん誕生直前、2019年4月のことだった。しかし英国民の血税を注ぎ込み大規模な工事を行ったにもかかわらず、夫妻は今年1月に王室からの離脱意思を表明、今後は公的資金援助に頼らず、また活動の拠点を英国と北米の両方に広げると発表し、英国民の逆鱗に触れた。

その後バッキンガム宮殿は、夫妻がフロッグモア・コテージは引き続き英国での住まいとして所有を継続していく一方で、改築にかかった費用は返済していくと声明を発表。そしてこのほど夫妻が、ようやくこの改築費用を返済し始めたことが伝えられた。

英紙『The Mail On Sunday』によればヘンリー王子・メーガン妃夫妻は先月から返済を開始しており、今後は毎月1万8000ポンド(約233万円)を支払っていくという。しかしこれには利子や邸宅の維持費は含まれていないこと、そしてこの返済ペースで行けば完納までに11年以上を要することを同紙は指摘している。

「プライバシーの死守」を常々公言し、それを王室離脱の理由の1つにも挙げていた夫妻にとって、周りを木々に囲まれたフロッグモア・コテージは理想的な環境であったはず。にもかかわらず2人は現在、パパラッチの聖地ロサンゼルスで、ハリウッドセレブ、タイラー・ペリーの1800万ドル(約19億2000万円)とも言われる豪邸で悠々自適な暮らしを送っている。一部報道では夫妻はあくまで“ゲスト”として宿泊中のため、滞在費用は一切かかっていないとも伝えられているのだ。

この半年の間にヘンリー王子・メーガン妃夫妻がフロッグモア・コテージで過ごしたのはたったの2週間ほど、先日1歳の誕生日を迎えたアーチーくんに至っては、昨年11月以来およそ6か月もの間英国を離れているため、王室助成金を使い大掛かりな改築費用を行った夫妻に引き続きブーイングが起こるのも無理もない話である。

ちなみにヘンリー王子・メーガン妃夫妻は、妃の実母ドリアさんとともに暮らすことを望んでおり、俳優トム・ハンクスやベン・アフレックといったビッグセレブ達が暮らす海沿いの高級住宅街パシフィック・パリセーズにある物件に目をつけていると報じられている。

まもなく2度目のウェディングアニバーサリーを迎えるヘンリー王子・メーガン妃夫妻だが、2人の周辺は今後も何やら落ち着かないニュースが続きそうな予感だ。

画像は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年11月27日付Instagram「On this day, two years ago:」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)