『DS 3 CROSSBACK』に最上級インテリアの“OPERAインスピレーション”仕様が追加
2020年05月16日 09:11 AUTOSPORT web
グループPSAの独自ブランドに進化し「130年余における自動車史の文脈でフレンチラグジュアリーカーの復活を担う」と謳うDSオートモビルが、“新生DSオートモビル第2幕”の始まりと位置づけたDS3クロスバックは、全長4120mm、全幅1790mm、全高1550mmのコンパクトなボディに、彫刻的なスタイリング、フランス的意匠を凝らした伝統工芸を思わせるインテリアなど、挑戦的要素がふんだんに盛り込まれている。
その世界観はインテリアにも貫かれ、センターコンソールのクル・ド・パリ（ギヨシェ彫り）に始まり、ヘッドアップディスプレイと7インチタッチスクリーンに映し出されるグラフィックは、1920年代のフランスを思わせるアールデコ様式のレタリングを採用。
ダッシュボード中央のスイッチと、エアアウトレットの大胆なダイヤモンドパターンの造形もルーブル美術館のガラス・ピラミッドを想起させるなど、Bセグメントを超えたフランス式ラグジュアリーの世界が広がっている。
そのトップグレード“Grand Chic（グランシック）”に追加された新たなトリムでは、DS特有のウォッチストラップデザインが施されたナッパレザーシート（運転席電動調整）を採用。
さらにパティーヌ（ムラ染）に仕上げたアートフィニッシュレザー張りのダッシュボードとドアトリムは、伝統技法パールトップステッチで誂え、ステアリングホイールセンターパッドもレザー張りとしている。
今回の“OPERAインスピレーション”導入に伴いパワートレインも改良を受け、全車種ともエンジンマネジメントソフトウェアの改善により、燃費はJC08モードで16.9km／リッターから20.9km／リッターへと大幅に向上。WLTCモードでも15.9km／リッターから18.2km／リッターとなり、2020年度燃費基準達成で自動車環境性能割の税率が2％から1％へと減額されている。
またグランシックのみ、路面状況に応じて駆動力と制動力を最適化する“グリップコントロール”を追加搭載し、SUVとしての機能性がさらに高められた。
最新モデルとして欠かせない先進安全装備に関しても、前走車や対向車の動きを解析し自動調光をおこなうDSマトリクスLEDビジョンや、サイクリストの検知や片側の白線だけでも認識可能とし、任意のレーン位置をキープしアクティブクルーズと統合制御するレベル2相当のDSドライブアシストを備えるなど、ヘッドアップディスプレイ、アクティブセーフティブレーキを含め、さらに進化した先進運転支援システムを備える。
全グレードともPSA自慢の1.2リッター直列3気筒直噴ターボPureTechが用意され、130PS／230Nmの仕様で一本化し8速のEAT8を搭載。また3色が用意される人気オプションのバイトーンルーフは、従来のノアール・オニキス（ブラック）からノアール・ペルラ・ネラ（パールブラック）に変更され、価格は363万6000～416万円（税込）。グランシックの“OPERAインスピレーション”は30万円（税込）となっている。
DSコール TEL：0120-92-6813
DSオートモビル公式サイト：https://www.dsautomobiles.jp/
