LIXILが運営する東京・京橋のLIXILギャラリーが、今秋をもって閉廊する。
LIXILギャラリーは1981年に伊奈ギャラリーとして開廊し、約40年にわたり営業。2013年に現在の名称に変更し、これまでに建築家の隈研吾、サカナクションの山口一郎、「アンリアレイジ(ANREALAGE)」デザイナーの森永邦彦による「more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE)展」など、977回もの展覧会を開催してきた。現在は新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休館している。
また、ギャラリーの閉廊とあわせて、建築文化を中心に400タイトルを超える書籍を刊行してきたLIXIL出版の展開を終了。書籍の販売については当面の間、継続する予定だ。
今後LIXILでは、愛知県常滑市に構えるINAXライブミュージアムを中心に引き続き文化活動に取り組んでいくという。
■LIXILギャラリー:公式サイト