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ゴールドウイン、スポーツとアパレル業界を目指す学生を援助する財団法人を設立

2020年05月14日 20:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ゴールドウイン公式サイトより
ゴールドウインが5月14日の今日開催した取締役会で、ゴールドウイン西田育英財団を7月に設立することを決議した。

 ゴールドウイン西田育英財団は、スポーツ関連分野または服飾・ファッション業界への修学を希望する学生もしくは同社が本拠地を構える富山県の学生で経済的な支援を必要とする人を対象に、奨学援助することを目的に設立。財団の代表は同社の西田明男会長が務め、活動を通じてスポーツとアパレル業界、地域社会の発展を目指すという。初年度の活動原資は年間約1,000万円で、2年目以降は年間約2,500万円を予定している。
 自己株式の処分に関しては、普通株式40万株を処分する。みずほ信託銀行を受託者、財団を受益者とする他益信託を設定し、処分予定先はみずほ信託銀行を予定している。自己株式の取得では、40万株を26億円で取得する計画で、取得期間は6月の株主総会終了後から9月30日まで。
 またゴールドウインが同日発表した2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の業績は、売上高が97億8,990万円(前年比15.3%増)、営業利益が17億4,800万円(同47.4%増)、経常利益が16億3,750万円(同26.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が10億7,700万円(同16.5%増)と増収増益だった。「ラグビーワールドカップ 2019 日本大会」の影響で日本代表レプリカジャージーの売上が好調だったことから、売上高は10期連続で増収を達成した。
>>ゴールドウインは近年、スパイバーとクモの糸を使った「ムーン・パーカ」の開発にも取り組んでいる