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スーパーGTのトップチームも出場するJeGTグランプリ、eRacer部が参戦を発表

2020年05月14日 19:11  AUTOSPORT web

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Esperto-eRacer部がJeGTグランプリで使用するランボルギーニ・ウラカンGT3
5月14日、合同会社ボーダーレスは5月15日(金)に開催されるオンラインeレース『AUTOBACS JeGT GRAND PRIX』に、Esperto-eRacer部として参戦すると発表。草野貴哉と普勝崚を起用しチーム戦部門の“TEAM BATTLE”に挑む。

 JeGTグランプリは2019年にモータースポーツの新たなカテゴリーとして立ち上げられ、2020年には本格的な公式シリーズのスタートが予定されているeスポーツシリーズ。プラットフォームにはプレイステーション4用ソフト『グランツーリスモSPORT』が用いられている。

 昨年の大会では現実のレースを戦うチームや自動車関連企業、そこに全国レベルや世界レベルのトップゲーマーが加わり、参加者たちが一堂に会する形でドライビングシミュレーターを使ったバーチャルレースが繰り広げられた。

 15日に行われる“ROUND EXTRA@ONLINE”はシリーズ初となるオンライン形式を採用。チーム戦のTEAM BATTLEと、個人戦のINDIVIDUAL MATCHという2種類の部門でプロのレーシングとトップゲーマーが持ち前の速さを競うことになる。
 
 誰もが手軽にシムレースを楽しめるコミュニティを目指すeRacer部は、そんなエキストラ・ラウンドに向けて、同部所属の草野と普勝を起用すると発表した。

 普勝はレーシングカートでキャリアを積まずにレースシムからスーパーFJにステップアップした現役フォーミュラドライバー。チームメイトとなる草野は過去にシビックのワンメイクレースやスーパーFJに参戦していた他、『グランツーリスモSPORT』を使ったeスポーツが行われた2019年の茨城国体で新潟県代表として本大会にしている実力者だ。

 そんなふたりが挑むTEAM BATTLEではスーパーGT GT300クラスを戦うトップチームも参戦を明らかにしており、この内のひとつであるARTAチームは野尻智紀と福住仁嶺、大湯都史樹というリアルドライバー3名を起用する。
 
 また、Team UP GARAGEでは小林崇志、松浦孝亮を擁しての出場をアナウンス。さらにEVANGELION E-RACINGからは佐藤公哉が参戦予定だ。

 リアルとシムの両サイドから錚々たるメンバーが集う15日(金)のレースは16時からオンライン上で開始され、その模様はJeGTグランプリの公式YouTubeチャンネル“JeGT GP Official(https://youtube.owacon.moe/channel/UCid08Oniv1UkM_9DwTzGhEg)”でライブ配信される。