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円満退職に一番大切なこと、上位は「しっかりと引継ぎ」「最後まで手を抜かない」

2020年05月14日 18:40  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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エン・ジャパンは5月13日、「女性の円満退職」についての調査結果を発表した。調査は3月から4月にかけてネット上で実施し、同社の運営するサイト「エンウィメンズワーク」の女性ユーザー335人から回答を得た。

今までの転職経験を聞いたところ、9割近くが「転職経験がある」(88%)と回答。また転職経験のある人の内、約8割が「円満退職できたと思う」(78%)と答えた。

退職時の苦労、「会社・上司からの引きとめ」がトップ


退職時の苦労として最も多く挙がったのは、同率で「会社・上司からの引きとめにあった」「特になし」(各30%)。次いで「後任が中々決まらなかった」(21%)、「有給休暇の消化など福利厚生が使えなかった」(18%)が続いた。

円満退職する為に一番大切なことを聞いたところ、最も多かったのは「しっかり引き継ぎをすること」(81%)、続いて「最後まで手を抜かないこと」(78%)、「早めに退職の意向を伝えること」(70%)が挙がった。

これまでに気持ちよく送り出せた退職者の特徴として最も多く挙がったのは「最後まで責任を持って仕事に取り組んでくれた」(59%)。次いで「後任者にしっかり業務を引き継いだ」(52%)、「仕事のマニュアル・ドキュメントを残してくれた」(47%)が続いた。

「最後まで責任を持って仕事に取り組んでくれた」と回答した人のコメントとして、

「いつも笑顔で仕事をされていた女性社員が、出産のため退職。大変なことも多かったと思うが、退職日まで穏やかに、かつキビキビと働いていて誰から見ても好感の持てる対応をされていた」

などの声が寄せられており、仕事に取り組む姿に好感を持つ人が多いようだ。

一方,気持ちよく送り出せなかった退職者の特徴として、トップ3に「後任者への引継ぎが不十分だった」(48%)、「引継ぎの時間が足りなかった」(36%)、「退職が決まった途端に仕事に手を抜いていた」(36%)が挙がった。

「後任者への引継ぎが不十分だった」と回答した人のコメントとして、

「次が決まっているからと引き継ぎを充分行なわず、後任者が業務を理解できていないまま辞めていった」

と後任者の負担を気にする声が寄せられた。