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放浪する長澤まさみと家族たちの姿が 大森立嗣監督作『MOTHER マザー』場面写真公開

2020年05月13日 12:11  リアルサウンド

リアルサウンド

『MOTHER マザー』(c)2020「MOTHER」製作委員会

 長澤まさみ主演映画『MOTHER マザー』の場面写真が公開された。


参考:場面写真はこちらから


 本作は、『新聞記者』『宮本から君へ』などを手がけた河村光庸プロデューサーが、実際に起きた「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て、『光』『タロウのバカ』の大森立嗣監督とタッグを組み、新たな物語として映画化したもの。主演の長澤が母親・秋子を演じ、内縁の夫になるホスト・遼を阿部サダヲが演じる。


 男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた秋子。シングルマザーの彼女は、実の息子・周平に奇妙な執着を見せる。幼い周平にとってもまた、頼れるものは母親しかいなかった。やがて身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた“絆”。それは成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせる。何が少年を追い込んだのか、事件の真相に迫るとき、少年の“告白”に涙が溢れ出す。彼が罪を犯してまで守りたかったものとは。


 公開された場面写真では、秋子と周平が二人で橋を渡るシーン、秋子と子供たちがラブホテルのベッドで川の字に眠る様子とともに、木野花演じる秋子の母、阿部演じる遼、夏帆演じる児童相談所の職員・亜矢らの姿や、行くあてがなくなった秋子が、住処を得るためラブホテルの従業員・赤川(仲野太賀)を挑発するシーンなども切り取られている。 (文=リアルサウンド編集部)