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ヴァレンティノの新CEOに元グッチのヤコポ・ヴェントゥリーニ氏が就任、トップ交代は14年ぶり

2020年05月13日 09:22  Fashionsnap.com

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2019年春夏コレクションのショーの様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」のCEOに、ステファノ・サッシ(Stefano Sassi)氏の後任として「グッチ(GUCCI)」元エグゼクティブヴァイスプレジデントのヤコポ・ヴェントゥリーニ(Jacopo Venturini)氏が6月1日付で就任すると複数の海外メディアが報じた。

 ヴェントゥリーニ氏がヴァレンティノに関与するのは今回が3度目。2000年代初期にヴァレンティノでウィメンズ・メンズのブランドマネージャーを務め、一度退任したが2008年からレディ・トゥ・ウェアのディレクターとしてブランドに復帰した。2015年に同職を退任した後はグッチに移籍し、マーチャンダイジングディレクターとして同年に入社。2018年からはエグゼクティブヴァイスプレジデントとして、クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)と共にグッチの国際的なブランド力向上などに貢献し、昨年10月に退社した。
 現CEOのサッシ氏は2006年にヴァレンティノに入社し、同職に就任。トップ交代は14年ぶりとなる。今後については、親会社 メイフーラのもとで「バルマン(BALMAIN)」や「パルジレリ(PAL ZILERI)」などの傘下ブランドを監督する可能性があるという。
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