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YouTubeが英語学習ツールに、Chrome拡張機能「Language Learning with YouTube」

2020年05月13日 06:01  Techable

Techable

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[caption id="attachment_124074" align="alignright" width="300"] Screenshot via David Wilkinson/ YouTube[/caption]YouTubeを観る時間がやたらと増えた方もいると思う。この時間を英語学習に利用できるツール「Language Learning with YouTube(LLY)」バージョン1.01がリリースされている。

このLLYは、Netflixで外国語が学べるChrome拡張機能「Language Learning with Netflix(LLN)」のYouTube版。Chromeに追加すればダブルで字幕がつけられるようになり、娯楽を楽しみながら英語が身に付けられそうだ。
ポッポアップで単語辞書が表示[caption id="attachment_124078" align="alignright" width="300"] Screenshot via David Wilkinson/ YouTube[/caption]海外のYouTube動画は英語字幕を表示して観ている方もいるだろう。ただこれだと意味のわからない単語があるたびに立ち止まって調べる必要があり、内容によってはほとんど理解できない動画も出てくる。かといって日本語字幕を表示すれば、そちらに頼りっきりになってしまうのではないか。

LLYではダブルで字幕を表示できるので、基本的に英語字幕を観て、わからないときに日本語を確認……という使い方ができる。また単語にマウスオーバーすれば辞書がポップアップするので、設定から日本語字幕を(あるいはどちらの字幕も)消して使ってもよい。

検索窓に翻訳機能がついているので、海外の動画を探す際に便利だろう。
自分のペースで英語学習が進められる[caption id="attachment_124077" align="alignright" width="300"] Screenshot via David Wilkinson/ YouTube[/caption]右カラムにも字幕が表示されるので、動画を一時停止してじっくり学ぶことも可能だ。右クリックで単語が登録できて(Proモードへの登録が必要)、登録した単語をハイライト表示させたりもできる。

フレーズを繰り返して聴く際や1つ前のフレーズに戻る際は、キーボードでの操作が便利。マウスオーバーで一時停止(要設定)という方法もあり、自分のペースで英語学習が進められるのも魅力的だろう。

ちなみに、リスニングやリーディングではなくライティングを鍛えたい方は、日本語動画に英語字幕を表示する手もある。LLYはChromeウェブストアから追加でき、基本機能は無料。単語の登録ができるProモードは月額549円となっている。

Language Learning with YouTube