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QUOTATION FASHION ISSUEがメンズ・ウィメンズに分冊化、メンズ創刊号は高橋盾が表紙デザイン

2020年05月12日 16:02  Fashionsnap.com

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MATOI PUBLISHINGが季刊発行するコレクション情報誌「クォーテーション・ファッション・イシュー(QUOTATION FASHION ISSUE)」が、メンズ・ウィメンズの合本から分冊化する。創刊号はメンズ、ウィメンズの2冊同時刊行となり、6月5日の発売を予定している。
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 クオーテーションファッションイシューは、ファッションやグラフィック、アート、写真、建築など各国のクリエイティブ情報をスタイリッシュなエディトリアルで紹介する「クオーテーション(QUOTATION)」のファッション版として2013年に創刊。「時代の最先端を読み解く新感覚のファッション雑誌」をキーワードに、ファッションに特化した独自の誌面を展開してきた。
 メンズ創刊号「QUOTATION FASHION ISSUE WORLD MENS COLLECTION 2020-21AW VOL.30」の表紙グラフィックは「UNDERCOVER(アンダーカバー)」の高橋盾が描き下ろし、巻頭には高橋の独占ロングインタビューを掲載。今年30周年を迎えるアンダーカバーがパリで発表した2020-21年秋冬コレクションのショーを中心に、高橋の創作活動に深く関わりを持つ人物へのインタビューなどで掘り下げていくという。その他、ユナイテッドアローズ上級顧問クリエイティブディレクションの栗野宏文や、「タカヒロミヤシタザソロイスト.(TAKAHIROMIYASHITATheSoloIst.)」の宮下貴裕などのインタビューが登載される。メンズ号では今後、一つのブランドにスポットを当て、ブランドを紐解く小特集をベースにブランドのデザイナーが表紙のアートディレクションを担当する予定。
 ウィメンズ号の「QUOTATION FASHION ISSUE WORLD WOMENS COLLECTION 2020-21AW VOL.29」は、これまでと変わらずコレクションルックを表紙に採用。創刊号ではブルガリアをルーツに持つ「チョポヴァ ロウェナ(Chopova Lowena)」と、ニューヨーク発のブランド「コリーナ ストラーダ(COLLINA STRADA)」のデザイナーインタビューを掲載する。ウィメンズ号ではレビュー記事を中心に、レポートから一歩踏み込んだ評論を目指していくという。
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