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ヘンリー王子がメーガン妃を伴侶に選んだのは「ダイアナ妃に似ていたから」 元執事が明かす

2020年05月11日 11:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

母・ダイアナ妃と似ている部分に王子は魅力を感じて?
故ダイアナ妃の執事として王室に仕えたポール・バレル氏。そんなバレル氏が、ヘンリー王子がメーガン妃を生涯の伴侶に選んだ理由について「亡き母ダイアナ妃に似ていたから…」と英タブロイドの取材で明かしている。

“世界一のプレイボーイ”として多数のブロンド美女らと浮名を流していたヘンリー王子が、離婚歴のあるアフリカ系米国人女優メーガン・マークルとの熱愛を報じられたのは、2016年のことだった。王子のこれまでの交際相手とは見た目や家柄も異なるメーガン妃には「王子とは不釣り合い」「身の程知らず」など猛バッシングが浴びせられたが、2人はそんな誹謗中傷に真っ向から立ち向かい2017年11月27日に婚約を発表。

「初めて出会った時からこの人だと思った。」

とノロけながら終始手を握り合う2人の婚約会見の様子は、世界中に発信された。

“古風”“保守的”とキャサリン妃が称賛を集める一方で、ヘンリー王子と結婚後も言動やファッションを通じ次々と王室の掟を破り続けたメーガン妃は、“急進的”“破天荒”なプリンセスとしてメディアに書き立てられた。今年3月末で正式に王室を離脱した現在は、ヘンリー王子、アーチーくんとともにビバリーヒルズ北の豪邸に滞在中だと報じられている。

そんな前代未聞の“メーガン劇場”を繰り広げてきた妃について、このほどある人物が英タブロイド『Closer』の取材に対し、興味深い見解を示している。その人物とは、1997年の自動車事故でこの世を去るまでの10年間、執事としてダイアナ妃に仕えたポール・バレル氏だ。長年を妃の傍らで過ごした同氏は、ヘンリー王子が生涯の伴侶にメーガン妃を選んだのは、妃が自身の亡き母に「似ているから」だと述べ、

「ダイアナもメーガンも常に自分の信じた道を突き進み、決して他人の言いなりにはならないタイプです。」

と2人のプリンセスの類似点を分析した。

王室入り前は女優としてキャリアを積みながら、NGO団体「ワールド・ビジョン」や国連機関「UN Women」(国連ウィメン)の支持者として幅広く活躍し、自分の意見をはっきりと述べていたメーガン妃。ヘンリー王子は妃のそんな一面にも亡き母の面影を感じていたのかもしれない。

しかしバレル氏はこのような共通点を挙げつつも、2人のプリンセスのメディアに対するスタンスは大きく異なることに言及。メディアを利用し世間の注目を集めたり、キャリアに箔をつけてきたのがメーガン妃で、国民の気持ちに寄り添い、自分の心の声をメディアを通じて発していたのがダイアナ妃と、両者の相違点を指摘した。さらには

「2人の大きな違いは、メーガンが最初から“作戦”を持って臨んでいるのに対し、ダイアナはまだ若く、世間知らずだったことです。」
「そのうち我々は、Aリストセレブ達と一緒にレッドカーペットを歩いたり、映画に出演するメーガンを目にすることになるでしょうね。」
「ダイアナはそういうタイプではありませんでした。彼女はセルフプロモーションには興味がありませんでしたから。」

とも述べている。

もしダイアナ妃とメーガン妃が直接出会っていたとしたら―といった筋書きには、ともに強い意志と旺盛な独立心を兼ね備えた女性であるがゆえに「“ダイアナ流”と“メーガン流”をめぐるバトルが繰り広げられていたでしょうね」とバレル氏は想像力を働かせていた。

北米移住後は「夫婦で格差が逆転した」「完全に嫁の尻に敷かれている」などと揶揄されることも多いヘンリー王子、そんな息子を天国の母・ダイアナ妃はどんな思いで見守っているのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)