isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。
2020年上半期の運勢も配信しているので、こちらもぜひチェックしてくださいね♡
2020年上半期の運勢 今週のおひつじ座の運勢illustration by ニシイズミユカ
よい頭はからっぽ頭
今週のおひつじ座は、「“無意識”を豊かに耕す時間を、大切にしていこうとするような星回り」。
無意識は意識よりも強いのだということを改めて思い出し、働きかけていくことがテーマとなっていきそうです。
昼寝後に覚える感覚を想像してみましょう。この宇宙の中に自分だけポツーンと置かれているような、幽閑とした浮遊感。
今週は、そんなふうに独り天地と一体化する感覚を通して、日常の束縛からふっと逃れ出ていく中で、無意識を大いに耕していきたいところです。
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啓示の感受
今週のおうし座は、「人が受け取らないようなところから、啓示を受け取ろうとしていくような星回り」。
強固な自我の垣根を超えて、自身の感性を大きく開いていけるかどうかが大いに問われていきそうです。
たとえ外で雨が降っていようが、いまこれを読んでいるのがコンクリートに囲まれたマンションの一室だろうが、今週は一日のうち必ず一度はとにかく外へ出て30秒でもいいので空を見上げてみることをお勧めします。
狭い視野に閉塞している限り、決して啓示は降ってこないのだから。
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突破者たれ
今週のふたご座は、「想像力を通して小さな真実を補完し合い、それらを混ぜることで新たな真実をこしらえていくような星回り」。
たとえば言葉の芸術である俳句の世界では、最悪の評価を下すとき「月並(つきなみ)」という言葉を使います。これは表現があまりに記号的だということ。
日常の景色のなかに新たな価値を見出し、そのこと自体を楽しんでいくことができるか否かは、記号化された体験の定型パターンで満足できないところまでいけるかどうかにかかっています。
ここが今週のあなたの焦点にもなってくるでしょう。
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共にいられる居場所の感覚
今週のかに座は、「いのちに向かっていきいきと相対していくような星回り」。
自分が世話をするようで逆に世話をされたり、逆に助けられているようで助けていたりといった逆説が働きやすくなるはず。できるだけ肩肘張らずに、関わりを楽しんでいきたいところです。
あなたにとって、いのちの根底で安らげるような「家」はどこか。誰と共に、どんな風にいられる場所なのか。
今週はそんなことを、そっとまなざしていけるタイミングがやって来ますように。
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戦いの火蓋を切る
今週のしし座は、「現実逃避の手段としてではなく、戦いの場としてみずからの仕事に臨んでいくような星回り」。
背筋をしゃんと伸ばして、既に自分の一部であるところの誰かや、何かのために戦っていくことがテーマとなっていくでしょう。
不幸に甘んじているより、その手で幸せを勝ちとりにいくことは怖いです。けれど感じたことをきちんと表現し、行動に移し、一歩踏み出していくことでしか得られない宝物の魅力に、あなたはとっくに気づいているはず。
誰かと共有し合える、そんな旅の道行きこそが財産なんだと、今週は改めて実感していけるかもしれません。
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花と乙女、そして泥
今週のおとめ座は、「溢れ出てくる生命力にしみじみ感じ入っていくような星回り」。
世間や周囲の押し付ける常識やバイアスを打ち破るがごとく、自身のエネルギーを解放させていくことがテーマとなっていくでしょう。
仏教において“涅槃の境地”を象徴する神聖な花とされる蓮華は、汚泥の中から伸びて美しい花を咲かせることでも知られています。「汚泥」とは、日常生活で生じる煩悩であり、人間関係において必ず生じてくる葛藤のこと。
今週は自分の中の「汚泥」を見つめ、そこからどんな花を咲かせていくのかということを実感を持って予感していくことになるかもしれません。
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見えない心に目を凝らす
今週のてんびん座は、「自分をつかみとっていくための苦闘に、価値を与えていこうとするような星回り」。
占星術においては、「汝自身を知れ」は「内なる星を知れ」と同じ意味とされていました。
暗闇のなかで光る点と点を結んだ星座は、決して気まぐれや偶然によって結ばれた訳ではなく、その一つひとつがおそらく何度も何度も人々の想像力が上書きされていく中でやっと繋がれていった希望であり、生きる原動力そのものであったはずです。
今週はそうして想像力の痕跡を自分なりになぞっていくことで、他ならぬ自分自身の原動力を少しでもかたどり、明確にしていきたいところです。
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余生の充実ということ
今週のさそり座は、「秘めたる意志を力強くたちあがらせていくような星回り」。
どこか、軍務を解かれ帰郷してきた復員兵の心持ちと重なっていくところがあるかも知れません。
一度は捨てた命だからこそ、本気で大切にするべきではないのか。第二の人生の荒波がどんなに厳しかろうと、残された余生を死んでいった仲間の分まで充実させて生きようではないか。
そしてそうした余生の充実は「平時」から問題に感じていることについて調べ、聞き、どうしたらそれを解決できるか、そのために尽くせるかを考え行動することによって初めて実現されていくものです。
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腑に落ちない自分を無視しない
今週のいて座は、「自分の体の奥底での納得を模索していくような星回り」。
なにかを「解る」あるいは「解ろうとする」ということは、ただ知ること以上に人格にかかわってくる営みといえます。今週のあなたにおいてもまた、自分が身体ごとぶつかっていきたいテーマとは何だろうか?という問いがムクムクと湧きあがってくるはず。
もし何か追加で伝えたいアドバイスがあるとすれば、それは「本音を雑に扱わないように」ということ。
真実はいつも「言ってること」の行間にあり、それはテキストの外にある実際の行動や声の出し方や視線との結びつきの中にある。今週のあなたには、そういう感覚を研ぎ澄まし、みずから実行していってほしいと思います。
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虚飾を廃する
今週のやぎ座は、「幻想ではなく真実を見つめていこうとするような星回り」。
なんとなく同一視してしまいがちな自分と自分以外のもの、今目の前にある現実とそれ以外の区別をしかとつけていくことがテーマとなっていくでしょう。
禅では、本当に語るべきことを語る際には、必ず否定する形で言い表わされます。例えば自分がどうあるべきかを考える際にも、親や仏などのあるべき理想である“イデア”を正面切って殺すだけのパワーを発揮していかなければ、本当の意味で考えたり語ったりすることはできない、ということなんです。
今週のやぎ座もまた、それくらいの厳しさで物事や自分自身を見つめていくくらいでちょうどいいでしょう。
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焼け野原化計画
今週のみずがめ座は、「自分自身をある種の“焼け野原”化していこうとするような星回り」。
どこにも発散のしようがなくて鬱積していたエネルギーの発散そのものが、テーマとなっていきそうです。
今週あなたが意識したいのは、脳が興奮してエネルギーの鬱積が起こっている状態の詰まりを抜くこと。何も考えずにただポケーっとしたり、無心になれるだけの時間や場所を確保したりして過ごしましょう。
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増やすより減らす
今週のうお座は、「重たい過去を整理して身も心も軽くしていこうとするような星回り」。
何かを得ようとがっつくのではなく、むしろ今の手持ちの荷物の何を捨てられるかをこそ熟慮していきたいところ。
「身も心も軽くする」ということは、言い換えれば、「自分の中に無への通路を作る」(中沢新一)ということでもあるのかも知れません。
どこかで人間死ぬときはひとり、生まれてくるときもひとりという感覚を持っておかないと、いのちというものが本来どのように存在しているものなのか(一切無所有)、分からなくなってしまうのだと思います。
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