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「ビールの妖精参上!」豚のマスク、恐竜の着ぐるみの人物が玄関にビールを置き去る(米)<動画あり>

2020年05月09日 22:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

豚のマスクを被った人物がビールをプレゼント(画像は『New York Post 2020年5月5日付「Doorbell camera catches ‘Beer Fairy’ dropping off care packages」(Brooke Baxter/Facebook)』のスクリーンショット)
日本では都市伝説のひとつに“小さいおじさん”という小人の妖精が有名だが、このほどアメリカで“ビールの妖精”が現れたことが話題になっている。ドアホンのカメラが夜にこっそり玄関先にビールを置いて去っていくビールの妖精の姿を捉えたが、住人に幸せな気分を運んでくれたようだ。『New York Post』『WKYC.com』などが伝えている。

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米オハイオ州トールマッジ在住のブルック・バクスターさん(Brooke Baxter)が4月29日、Facebookに投稿した動画が人々を笑顔にしている。そこには4月23日の午後9時前に豚の格好をした何者かが、ブルックさん宅の玄関前にバッグを置いて、ドアホンカメラに映るように奇妙なダンスを数秒だけ披露してその場を去っていった。

通常なら夜に豚のマスクを被った人が玄関先に現れたとなると困惑してもおかしくない状況だが、ブルックさんはこの謎の人物に幸せをもらった気分になったようだ。そのバッグの中にはビールやウイスキー、キャンディーやクッキー、チョコレート、他にもゲームやおもちゃなどが入っていた。

バッグの側面には「ビールの妖精参上!! 健康には気をつけながら私達からのちょっとしたドリンクを楽しんでね! カンパーイ!」とメッセージがあり、ビールを持った妖精の絵が描かれていた。おそらくブルックさんを知る人が、親切心からこのような粋な計らいをしたのではないかと思われた。

ところが数日後の4月26日午後4時半頃、今度は恐竜の着ぐるみを着た謎の人物が現れ、やはりバッグを玄関先に置いてドアホンのボタンを押した後、急いでその場を立ち去る姿がカメラに捉えられていた。

ブルックさんは、この2人のビールの妖精が誰なのか全く検討がつかなかったという。しかし感謝の意を伝えたかった彼女は、今回のドアホンの映像とともに「先週うちに来たビールの妖精達に感謝します! この出来事から少し日にちが経ってからの投稿ですが、未だに彼らが誰なのか分かっていません」と綴った。

そんなビールの妖精のことを知った人達はほっこりさせられたようで、次のような声が届いた。

「どうしたら、うちにもビールの妖精が配達に来てくれるかな。」
「うちはマルガリータの妖精が必要だわ。」
「こんな格好をした配達人、最高に好き。それって本当に可笑しくてご機嫌な感じね。外出規制が続くこの暗い世の中でみんなの心を明るくしてくれたわ。」

中には「うちにもこんな魔法のようなことが起こるのよ。床に脱ぎ捨てられた服は片付けられて、洗濯された綺麗なタオルが用意されるのよ。あぁでも私の夫にだけよ。彼にはビールの妖精のことは内緒にしなきゃ。だって、私のリストにそれは入れたくないもの」と外出規制中に家族や夫の世話に追われているであろう女性の意見も見られ、それに対して「僕も妻に甘やかされてるな。妻を愛してるし感謝してる」とのコメントを返す人もいた。

外出規制が続いて人々が時間を持て余す中、ビールの妖精は多くの人に笑いをもたらし、また世話をしてくれる家族や誰かに感謝することに気づいた人もいたようだ。

ちなみにブルックさんは、豚のマスクをしたビールの妖精は誰かが分かったようだが、恐竜の格好をした人物は未だに分かっていないとのことだ。



画像は『New York Post 2020年5月5日付「Doorbell camera catches ‘Beer Fairy’ dropping off care packages」(Brooke Baxter/Facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)