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ヘンリー王子&メーガン妃のLA移住 “シークレットミッション”影の仕掛け人だったセレブが明らかに

2020年05月09日 18:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

LA移住の影の仕掛け人、タイラー・ペリーとオプラ・ウィンフリー
パンデミックのさなかにカナダのブリティッシュ・コロンビア州からカリフォルニア州に移住し、世間を驚かせたヘンリー王子・メーガン妃夫妻。この突然の移住の裏には、複数のビッグセレブによる協力があったようで夫妻は現在、そのうちの1人が所有するビバリーヒルズ北の豪邸に滞在しているという。

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻が秘密裏にカリフォルニアに移住したらしい―そんな噂が突然メディアを賑わせたのは、アメリカとカナダの国境が封鎖された頃だった。日頃からパパラッチに追われる超有名人である夫妻が、メディアに一切気づかれずに国境を越えたことで「一体どうやって?」「いつの間に移住したんだ?」と人々は驚きを隠せず、ロサンゼルスにおける夫妻の所在を巡っては様々な憶測が飛び交った。

そしてこのほど英『The Sun』『Daily Mail Online』など複数のメディアが、現在の夫妻は俳優や映画監督として知られるタイラー・ペリーの所有するビバリーリッジの豪邸に滞在していることをすっぱ抜いた。夫妻は当初から「カリフォルニアへはプライベートジェットで移動した」と報じられていたが、そのプライベートジェットも実はタイラーが所有するもので、同機はバンクーバー島に滞在中だった夫妻をピックアップしロサンゼルスへと運んだという。

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻とタイラー・ペリーに直接面識があるかどうかは定かではないが、両者には大物司会者オプラ・ウィンフリーという共通の友人がいる。そのため各メディアは「オプラが間に入り、夫妻のフライトや滞在先の手筈を整えるのに一役買ったのではないか?」と報じている。

ビバリーヒルズの北に位置するビバリーリッジは、ケンダル・ジェンナーをはじめチャーリー・シーンやDJ Khaled(DJキャレド)といったセレブらが暮らす超高級エリアで、ゲートやフェンスによって住民以外の敷地内へのアクセスを制限したコミュニティーとなっている。タイラーは同エリアに推定価格1800万ドル(約19億2000万円)とも言われる豪邸を所有しているが、普段はジョージア州アトランタで過ごしているため、空き家状態の邸宅を夫妻のために提供したとされる。

東京ドーム2つ分ほどの広大な敷地にそびえ立つタイラー邸には8つの寝室と12のバスルームが完備、自宅セキュリティゲートにはタイラーのセキュリティーチームが常駐しているそうだ。一部のメディアはヘンリー王子とメーガン妃は「あくまでもゲストとしてこちらに滞在している」と報じているが、ある不動産業者によれば同エリアにおけるレンタル価格相場はざっと毎月2万ドル~4万ドル(213万円~426万円)とのことだ。

ヘンリー王子・メーガン妃夫妻にタイラー・ペリーを紹介したとされるオプラ・ウィンフリーは、2018年5月に行われたロイヤルウエディングにも出席し、心の病を扱った『Apple TV』のドキュメンタリー番組の制作でも夫妻とタッグを組んでいる。オプラはメーガン妃の母ドリアさんとも親交があるほか、今年1月には夫妻の王室離脱の決断を「1000パーセント支持する」と語り、注目を集めていた。

一方のタイラーもあるウェブサイトの取材で、昨年秋に放送されたドキュメンタリー番組『Harry&Meghan: An African Journey』について次のように述べていた。

「メーガン・マークルのあの取材を覚えてるかい? メーガンは『お気遣いありがとうございます。私の状態を尋ねてくれる人はそう多くはないので』って言っていた。」

「俺は彼女のあの発言に同情したよ。人は『How are you doing?』(元気かい?)ってセリフを何気なく使うけど、心から相手の状態を心配したうえで尋ねてるケースは少ないし、相手の返答になんてちっとも耳を傾けない場合だってあるからね。」

イギリスからカナダに移った際は大物ミュージシャン、デヴィッド・フォスターのコネを使い、ウォーターフロントにある推定価格15億円超の豪邸を借りていたヘンリー王子・メーガン妃夫妻。カリフォルニアではオプラ・ウィンフリーとタイラー・ペリーという超ビッグセレブの後ろ盾を受け、すんなりビバリーリッジの豪邸に落ち着くことができたようだ。

イギリスでは古い伝統や底意地の悪いパパラッチに苦しめられたヘンリー王子・メーガン妃夫妻だったが、カリフォルニアには夫妻の“応援団”を買って出るハリウッドセレブは大勢いる。そんな強力なセレブネットワークによる居心地の良さが、王室離脱や北米移住の大きな決め手となったことは言うまでもないだろう。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)