『VOGUE』史上最年長！ 85歳で表紙を飾った女優ジュディ・デンチ 「ディナーパーティーで誰を誘う？」にお茶目な回答
2020年05月09日 12:02 Techinsight Japan
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60年以上のキャリアを誇る英出身女優ジュディ・デンチが、このほど英版『VOGUE』6月号に登場した。鮮やかなフローラルプリントが施された「Dolce ＆ Gabbana」のトレンチコートにはジュディの美しい白髪とブルーの瞳がマッチし、圧倒的な存在感を漂わせている。昨年12月に85歳の誕生日を迎えたジュディは、2019年の英版『VOGUE』4月号に当時81歳で登場した女優ジェーン・フォンダの記録を抜き、同誌のカバー史上最年長の座に君臨した。
ジュディはロックダウン（都市封鎖）が始まる直前に表紙撮影を終えたのだが、娘のフィンティ・ウィリアムズさんは当日を振り返り
「母にとってこのカバー撮影は、本当に大きな意味を持つものでした。」
「今回の経験で、『ひょっとしたら私、まだイケるかも』と少し自信がついたことでしょう。」
「撮影後、母はビヨンセになったような気分で戻ってきましたから。」
と母親のお茶目な一面を明かしている。
これまでテレビや舞台、映画など様々な場で幅広い活動を続け、栄えある賞も多数獲得してきたジュディ・デンチ。『恋に落ちたシェイクスピア』や『007』シリーズで演じた“M”役は、特に印象に残っている人も多いだろう。そんな彼女は昨年、ミュージカル『キャッツ』の実写版で長老猫のオールドデュトロノミーを演じたのだが、あいにく同作は、その年の“最駄作”を決めるラジー賞で最多ノミネートという大変不名誉な結果になってしまった。
ジュディは今回の『VOGUE』インタビューのなかで、
「私が着せられたあのコート！」
「あれはまるで、キツネの野郎が5匹、背中に乗っかっているような感じだったんだから。」
「ボロボロで薄汚い、年老いたミジメな猫め。」
と自身が演じた長老猫役への不満をぶちまけていた。
華麗なキャリアを誇る大御所女優ジュディは多くのハリウッドセレブが憧れる存在だが、このほど『VOGUE』はリース・ウィザースプーンやシャーリーズ・セロン、オーランド・ブルーム、ダニエル・クレイグといった錚々たるビッグセレブから寄せられた質問を集め、ジュディがその1つ1つに答えるオモシロ動画「Ask A Legend」（レジェンドに質問）を公開している。
記憶力を保つコツってある？ 男性になるとしたら誰になりたい？ 一日の終わりに飲むものは？ などセレブらによる様々な質問の1つ1つに答えるジュディのコメントが大変興味深く、なかでもサム・スミスからの「3人を招待してディナーパーティーを開くとしたら、誰を選ぶ？」との質問に真顔で、
「ジョニー・デップとジョニー・デップと…ジョニー・デップね。」
「これで私以外誰も、彼とディナーを食べられないでしょ。」
とお茶目なスマイルを浮かべる姿が印象的であった。
画像は『British Vogue 2020年5月4日付Instagram「Introducing the June 2020 issue of ＃BritishVogue where Dame Judi Dench, at 85, makes history as the oldest person ever to star on the cover of Vogue.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部 c.emma）
