画像提供:マイナビニュース 『のんのんびより』宮内れんげ役、『アイドルマスター ミリオンライブ!』天空橋朋花役など多数の作品に出演しているほか、ヘヴィメタルバンド「DUAL ALTER WORLD」としても活動、さらに最近はDTMの知識や経験、MIDI検定1級の実力を活かしてオーディオ方面でも活躍著しい声優・小岩井ことり。そんな彼女が、初の写真集『小岩井ことり1st写真集「イヤホン・ヘッドフォンことり図鑑」』をリリースした。
本書は、コンセプトから撮影まですべてをセルフプロデュース。自身が所有するイヤホン・ヘッドフォンを装着した姿が多数収録されており、すっぴんから着替え姿まで素の小岩井ことりをそのまま感じられる内容となっている。
また、先日は自他ともに認めるオーディオマニアである彼女と、国内有数のデジタルアクセサリーメーカーであるオウルテックのコラボレーションによる『完全ワイヤレスイヤホン「KPro01」』のクラウドファンディングを実施。最終的に、10,003人のサポーターから応援購入総額1億6,600万円を突破したことも大きな話題となった。
今回、1st写真集の発売を記念して小岩井ことりのオフィシャルインタビューが到着。写真集が発売された今の気持ちやオススメポイント、「KPro01」のことまで語ってもらった。
○■小岩井ことり1st写真集発売記念インタビュー
――発売を迎えた今の気持ちはいかがですか?
私にとって初めての写真集であり、最高傑作だと思います。現時点では(笑)。そして、1年以上かけて撮影してきたので皆さんに見て頂けるのがとても感慨深いです。
――写真集のコンセプトを教えて下さい。
カタログなんかで見るビシッとした格好良いイヤホン・ヘッドフォンも大好きなんですが、日常の中の何気ないイヤホン・ヘッドフォンの姿の写真集が欲しいな、と思いまして。私自身も同じで、宣材写真や雑誌のグラビアなどのビシッとした姿も良いと思うんですが、イヤホン・ヘッドフォンと一緒に居る自然な姿をお送りしたいなというのがコンセプトです。
そして、「小岩井ことりを1000000%の濃度でお送りする」というのもコンセプトです。なるべくほとんどの事を自分で行いました。衣装の手配、イヤホン・ヘッドフォンも自前で撮影もプロのカメラマンさんにお願いするのではなく、自前のカメラα6500で撮影しました。写真はこちらで撮影して納品する、という異例の形式に快く許可を下さった一迅社さんには感謝しております。
――具体的にどのような姿やシチュエーションが見られるのでしょうか?
ストーリーがある写真集で、読んで下さる皆さんは私と同棲している設定なんです。部屋の中、すっぴんで寝起きの姿から始まります。その後、テレビの中に映っている、旅行に行った時のような桜や海など四季を感じられる写真の世界に引き込まれて行くんです。水中にもぐっている写真や、雪の写真もあるんですよ。
そしてまた部屋に戻ってきて、今度は雑誌の中の小岩井ことりを見て。最後は外出のために身支度をして終わりですね。着替えている写真がお気に入りで、普段そんな姿みせることないじゃないですか。なのでぜひ楽しんで頂ければと思います。個人的には「メガネ+ヘッドフォン」や「着物+ワイヤレスイヤホン」がツボでした。
――特にこだわったところやオススメポイントはどこですか?
とにかく「普段は見せられない姿」をいっぱい詰め込みました。着替えシーンもそうだし、水に濡れてビッショビショな姿など。それから私のフェチズムがいっぱい詰め込まれていますね。太ももの撮影に向けていっぱいご飯を食べてむっちむちにしました(笑)! あと、私はすっぴんの女の子を見るのが好きなので、すっぴんいっぱいです。実は表紙もすっぴんです。まつげの隙間まで見て頂けるかと。毛穴まで見えるカットもあるのが普段は見ることが出来なくて面白くてオススメですね(笑)。
――プロのカメラマンを使わなかったそうですが、撮影エピソードをお聞かせください。
大体の構図を決めて、その時いらっしゃったメイクさんやマネージャーさんなどスタッフさんたちに代わってもらって、撮影しました。スタンドを立てられない場合、まず私がスタッフさんを可愛く撮影して「こんな風にお願いします」と交代したので、実はスタッフさんたちのグラビアが存在しました(笑)。
なるべく衣装やイヤホン・ヘッドフォンのパターンを増やしたかったし、四季をお送りしたかったので、かなり急なお休みの日やイベントの前後などでも撮影出来る様に、この形を取りました。30以上のパターンが載っているので、このページの写真集ではかなり多い方ではないかと思います。素人ばかりで撮ったからこそ、α6500を使えば誰にだってこれくらいの写真までは撮れる可能性があるということなんです。カメラに興味のある方にはそういった所も参考にして頂けたらな嬉しいなと思います。
――「KPro01」のクラウドファンディングが最終的に1億6,600万円を突破した率直な感想をお願いします。
「KPro01」というのは有線にも完全ワイヤレスにもなるイヤホンなんですが、そもそもこれも写真集と同じように、自分が欲しいからこそ開発に携わっている物なんです。
音ゲーや動画を見る人には少しくらいは需要があるんじゃないかな?とは思っていたものの「300万円も達成しないんじゃないか……」とも言われていたので、まさかこれほどの反響を頂けるとは思っておらず驚いております。1万人を超える方々と一緒につくるイヤホン…夢があって素敵ですよね。引き続き開発がんばっていきますね。写真集にも実は「KPro01」の試作機が載っているんですよ。