学情は5月7日、テレワークの実施が20代の転職意識にもたらす変化についてのアンケートを実施した。調査は4月21日~4月24日に実施し、同社運営の「Re就活」に4月に会員登録したサイト来訪者391人から回答を得た。
テレワークや外出自粛などで時間ができ、転職活動に積極的になった人は70.4%だった。一方で、テレワークを実施していない人で転職活動に積極になったと回答した人は46.7%で、半数以下となった。
「新型コロナウイルスの影響で転職先への入社が無期限で延期になった」
転職活動を今する理由としては、テレワークを実施状況に関わらず「より成長性や安定性の高い企業で働きたいから」が最も多かった。
差が見られたのは「景気が悪くなる前に転職したいから」で、テレワークを実施している人が半数を超えているが、実施していない人は2割に留まった。
転職希望時期を聞いたところ、「できるだけ早く」(54.7%)、「1~3か月以内」(26.9%)が計76.7%。昨年同時期の調査(計65.0%)と比較すると11.7ポイント増加した。
今転職を希望する理由としては、
「新型コロナウイルスの影響で、休業しているから」
「新型コロナウイルスの影響で転職先への入社が無期限で延期になったから」
など新型コロナの影響が大きかった。また、「外出自粛により選考に参加できないので、情報収集だけは進めておきたい」という声も多く見られた。