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京都のアートホステル「クマグスク」が5月末で宿泊営業終了、アートの複合施設にリニューアルへ

2020年05月08日 12:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

内観イメージ Image by: KYOTO ART HOSTEL kumagusuku
宿泊型アートスペース「京都アートホステル クマグスク(KYOTO ART HOSTEL kumagusuku)」が、5月末で宿泊施設としての営業を終了すると発表した。


 京都アートホステル クマグスクは京都市中京区に構え、現代美術家の矢津吉隆が2015年1月オープン。宿泊型アートスペースとして年に1回のペースでアーティストによる展覧会を開催している。建築設計はdot architects、デザインはUMA / design farmが担当。クマグスクや1階奥にあるアートスペースの塀や階段、柱、三和土は、APP ARTS STUDIOが立ち上げたプロジェクト「工芸の家」のメンバーが作品として手掛けた。
 今後は小規模アートの複合施設としてリニューアルをする予定。リニューアルについてクマグスクの公式ツイッターアカウントでは「これからの京都の文化をつくっていくのもまた個性豊かな小規模商店たちだと思っています。新しいクマグスクは『まちを面白くする小商いの集合体』を目指します。新しい関わり方のできる場所になるので泊まらない関わり方をこれからどうぞよろしくお願いします」とコメントしている。
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■クマグスク:公式サイト