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赤西仁&錦戸亮「NO GOOD TV」がch登録50万人突破 豪華ゲストの“素”を引き出す二人の好相性

2020年05月08日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 赤西仁と錦戸亮が立ち上げたYouTubeチャンネル「NO GOOD TV」が登録者数50万人を突破した。


(参考:赤西仁&錦戸亮&山田孝之&小栗旬の“豪華すぎるリモート飲み会” 今後どんな広がりを見せるのか?


 赤西と錦戸の共同プロジェクト「N/A」の初ライブが新型コロナウイルスの感染拡大に伴い中止となり、「こんな時期だからこそ何かできないか」「みんなの暇つぶしにでもなればいい」との思いから、4月9日に始動した「NO GOOD TV」。アメリカ在住の赤西、東京で暮らす錦戸をオンラインで繋ぐリモート対話形式でスタートした同チャンネルは、顔の広い赤西の人脈を伝って、山田孝之、小栗旬がゲスト出演することに。4月24日、26日に投稿された動画では、4人のオンライン飲み会の模様が公開されて大きな話題を呼んだ。


 5月1日に投稿された「NO GOOD TV – Vol. 6」にも、山田、小栗は参加。赤西&錦戸とのオンライン・セッションがすっかり気に入ったらしく、2人は半ばチャンネルの準レギュラーのようになっている。


 前回のオンライン飲み会から中1日で再び集結したという4人。錦戸は「あの後、ソファで気絶するみたいに寝て、『ヤバい。全然覚えてない』ってなって。昨日とかすごい憂鬱やったんですよ。『俺、何しゃべったんやろう……?』みたいな(笑)」と苦笑い。前回、錦戸は年長者の小栗と初めて対面するにあたり緊張からか、顔が赤くなるほど酒を飲んでいた。


 一方の小栗も「俺も全く一緒。後半ちょっと覚えてないんだよなぁ……」と不安げな表情に。続けて「途中から楽しいって気持ちだけに乗っかっちゃって、どんどん先に進んじゃったから、これちょっとヤベぇんじゃねえかなと思って。すぐに仁にメール送った(笑)」と明かすと、赤西は「『旬くん、大丈夫だった?』って言ったら、『最高だよ』って返ってきて、次の日に『一応、チェックさせてね』って来た(笑)」と暴露した。


 その後、4人はいくつかの心理テストに挑戦。出題された設問は、「あなたの学校に転校生が来ました。その子はとても美形で成績優秀です。しかし、その子には1つだけ秘密があります。それは何でしょう?」→答え「あなたが他人に知られたくないこと」とったように、各人の本音が垣間見られるようなものばかりだった。


 トーク番組やインタビューのセオリーに則るとするならば、その回答を深堀して各々の知られざる個人的体験を引き出すことが求められるのだろうが、「NO GOOD TV」にそのような話を振る場回し役は存在しない。心理テストの答えが発表されても、サラッと答え合わせをして、次の話題に移っていた。


 しかし、ファンにとっては、心理テストの答えの内容はもとより、どんな話をしているかもさほど重要ではないのではないだろうか。現にYouTubeのコメント欄には、「内容しょーもないし薄いのにありえんほど面白い。なんで?」「いろんなYouTuberが数字とるために色々試行錯誤してるのにこの人らはただテーマなしで喋るだけで絵になるし数字取れる」「変に作り込まず自然体でYouTubeの使い方うまいわ」など、話の内容を度外視して楽しんでいる視聴者は多い。


 さらに、「赤西仁がこんな気さくな人だって事も錦戸亮がこんな可愛い事も知らんかった」「錦戸亮がこんな可愛い人だったなんて聞いてないんですけどw」「小栗旬くんってすごく普通で熱い人。山田孝之は変人」といったコメントからも見て取れるように、意外な素顔を垣間見られることに価値を置いているユーザーも少なくないようだ。


 人の本質は人との関係性の中で見えてくるものだ。赤西×錦戸という親友同士を軸にして、お互いにとって関係性の異なる(たとえば、山田と赤西は親友だが、山田と錦戸は顔見知り程度など)第三者を投入することで、知られざる素顔や自然体な表情が露わになることとこそ、「NO GOOD TV」の魅力の正体ではないだろうか。


 そんな素顔の晒し合いを、酸いも甘いも経験していい年の取り方をしたアラサーのスター4人が下ネタ、ぶっちゃけ話なんでもありで繰り広げているのだから、面白くないはずがない。


(こじへい)