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ジェシカ・シンプソン、巨乳を馬鹿にしたヴォーグの記事に「吐き気がする」と激怒

2020年05月07日 17:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ジェシカ・シンプソン、大きな胸を揶揄されて…(画像は『Jessica Simpson 2020年2月5日付Instagram「Red Hot for @macys!」』のスクリーンショット)
米ヴォーグ誌の最新号にジェシカ・シンプソン(39)の体型について言及したある記事が掲載された。これを読んで体型を辱められたと感じたジェシカが、SNSで「吐き気がする」と激怒、ヴォーグ誌が声明文で謝罪する事態になった。

先ごろヴォーグ誌のアメリカ版は、同誌編集長アナ・ウィンターが主催する「Met Gala(メットガラ)」の特集を組んだ。毎年5月の第1月曜日に開催されるこのファッションの祭典が、昨今の世情を鑑みて10月29日まで延期されたため、これまでに出席したセレブらが過去の思い出を語るという内容だ。問題となったのは、元ヴォーグ誌のクリエイティブ・デジタル・ディレクター、サリー・シンガー氏による発言だ。

「ある年、ジェシカ・シンプソンが歌手のジョン・メイヤー(42)と出席したの。彼女はロベルト・カヴァリのドレスを着ていて、レッドカーペットの上で胸がドレスからこぼれ落ちそうだったわ。」
「その後ディナーの席で、ジェシカは私の目の前に座ったの。驚くことに彼女の胸はお皿の上に乗っかっていて、目が離せなかったわ。」
「ジョン・メイヤーは、テーブルの上で手を伸ばすようにして、彼女の胸に手を当てているのよ。こう思ったわ。『セレブ達、勝手に遊んでちょうだい。ここではそれが当たり前なのよ』ってね。」

この内容を読んだジェシカ・シンプソンは自身のInstagramを更新し、シンガー氏の記事に対して強く抗議した。投稿では、1960年代に活躍したマリリン・モンロー似の女優ジェーン・マンスフィールドの有名な写真を公開。テーブル席に座ったジェーンは大きな胸がはみ出しそうなドレスを着ており、隣でソフィア・ローレンがジェーンの胸を横目で見つめているというショットだ。ジェシカはこのように記している。

「あの記事を読んだ後、なんだかジェーン・マンスフィールドみたいな気分になったわ。実をいうと、私は大人になってから自分の体型を恥じつつも、人の意見を受け入れてやってきた。」
「最もスタイリッシュなファッションイベントについての記事で、2020年に別の女性から巨乳であることを馬鹿にされるなんて、吐き気がするわ。」

このようなジェシカの投稿の後、『ET Online』にはヴォーグ誌からの謝罪声明文が寄せられた。

「メットガラの記事中、逸話によってジェシカさんが体型を辱められたと感じたことをお詫び致します。全く意図したことではなく、彼女の反応も理解しています。」

ジェシカは昨年3月に第3子を出産、半年後には約45kgの減量に成功した。今年2月には自身の離婚や性的虐待、依存症などの壮絶な過去を綴った回顧録を出版している。

画像は『Jessica Simpson 2020年2月5日付Instagram「Red Hot for @macys!」、2020年5月5日付Instagram「Feeling a little like Jayne Mansfield after reading this (inaccurate!) oral history of the #MetBall where I am body shamed by #SallySinger」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)