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世界ラリークロスの暫定スケジュールが明らかに。8~12月で8大会9戦を予定

2020年05月07日 11:51  AUTOSPORT web

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世界ラリークロスの2020年シーズン暫定開催スケジュールが発表された
WorldRX世界ラリークロス選手権が新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を踏まえた最新の暫定開催スケジュールを発表した。この暫定スケジュールでは8月20~23日にスウェーデンで開幕、最終戦となる12月11~13日のドイツ戦までに全8大会9戦の開催が予定されている。

 ラリークロス競技の世界選手権であるWorldRXの2020年シーズンは、当初全11大会での開催が予定されていたが、シリーズ初開催となるはずだったロシア大会が3月初旬にキャンセルされたため、全10大会で4月に開幕を迎える予定だった。

 しかし、新型コロナウイルスの影響でシーズン序盤のスペイン、ポルトガル、ベルギー、ノルウェーの4大会が開催延期となったことでシリーズ開幕が遅れていた。

 5月4日に発表された最新の暫定開催スケジュールによれば、2020年シーズンは8月20~23日にスウェーデンのヘリェスで開幕。その後9月4~6日にフランス・ロエアックで第2戦、9月18~20日にラトビアのビケルニエキで第3戦が行われる。

 10月上旬には開催が延期されたベルギーのスパ・フランコルシャン戦(10月2~4日)、ポルトガルのモンタレーグレ戦(10月9~11日)、スペインのカタロニア・サーキット戦(10月16~18日)の3大会が3週連続で開催される。

 また10月29~31日にはアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで第7~8戦がダブルヘッダーとして行われるため、10月は全4大会5戦という過密スケジュールに。その後は約1カ月のインターバルを挟んで、12月11~13日のドイツ・ニュルブルクリンク大会でシーズン最終戦を迎える。

 当初の開催スケジュールに含まれていた大会のうち、すでに延期されているノルウェー戦と最終戦を務める予定だった南アフリカ戦は最新の開催スケジュールに含まれず。輸送などの面から開催が見送られたようだ。

 また2020年からスタートする電動ラリークロス『Projekt E(プロジェクトE)』はスウェーデン、ラトビア、ベルギー、ドイツの4大会での併催が予定されている。

 今回発表されたスケジュールはあくまで暫定のもので、今後変更の可能性があるとされている。

■2020年世界ラリークロス選手権 暫定開催スケジュール(5月4日発表時点)
RoundDayCircuitCountry18月20~23日ヘリェススウェーデン29月4~6日ロエアックフランス39月18~20日リガ・ビケルニエキリガ・ラトビア410月2~4日スパ・フランコルシャンベネルクス(ベルギー)510月9~11日モンタレーグレポルトガル610月16~18日カタロニア・サーキットバルセロナ(スペイン)7~810月29~31日ヤス・マリーナ・サーキットアブダビ912月11~13日ニュルブルクリンクドイツ