利用されているデータ元は、ジョンズ・ホプキンス大学、CDC(アメリカ疾病予防管理センター)、GISAID(鳥インフルエンザ情報共有の国際推進機構)などが公開しているデータだ。
国ごとの感染拡大傾向が比較できる[caption id="attachment_123501" align="alignright" width="300"] Screenshot via COVID Insights/ Microsoft Research Asia[/caption]「感染データ分析」では、国/地域ごとの感染者数と死者数のグラフが確認でき、カーソルで期間を選択することで類似した国/地域および期間を提示してくれる。
その下の欄では、データから4つの地域で判明しているハイリスク・アクテビティが確認できる。これによれば、シンガポールでは海外旅行が最もハイリスクなアクテビティだったことがわかり、一方中国での主要なハイリスク・アクテビティは国内旅行と、国によって傾向が異なることが一目瞭然だ。
最新研究動向を把握できる[caption id="attachment_123502" align="alignright" width="300"] Screenshot via COVID Insights/ Microsoft Research Asia[/caption]新型コロナは、ゲノムの構造を変異させながら世界中に広がっているわけだが、「ゲノムとタンパク質構造」では、RNA配列リングで示されたタンパク質構造を地理/時系列で追うことができる。