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韓国No.1恋リア『HEART SIGNAL3』第4話ーー“匂わせ”テクも使ったデートを経て、恋愛の矢印が入り乱れる

2020年05月04日 14:01  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)ABEMA

 韓国の人気No.1恋愛リアリティショー『HEART SIGNAL(ハートシグナル)』。容姿端麗な男女6人が、シェアハウスで1ヶ月共同生活を開始。そこで巻き起こるラブバトルを描いた番組だ。


(参考:韓国がアツいのは映画やドラマだけじゃない! 韓国No.1恋リア『HEART SIGNAL』の魅力を分析


 「入居中は、自分から異性に直接告白できない」「毎晩0時になると、気になる異性に匿名でメールを送る」といったルールで、三者三様の恋愛模様が展開。核心を突けない状態で異性にアプローチせねばならない“駆け引き”や、誰が恋のライバルか探る“心理戦”が大きな見どころだ。


 加えて、スタジオにいる著名人が「入居者の誰が誰を好きか(ラブライン)」を当てると賞金がもらえる、という2軸の構成になっている点が特徴。わずかなヒントからラブラインを予想しなければならないという“謎解き要素”も好評を博し、これまでに2シーズンが製作されるほどの過熱ぶりを見せている。


 4月29日、30日に放送された第4話(前編・後編)では、当日まで相手が明かされない“初デート”の模様が描かれる。三者三様のデートの内容は? そして、ラブラインに変化は起こるのか?


 以下、第4話の見どころをレポートする。本編のネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


 まずは、前回のおさらい。男性陣が描いた絵日記風のデートカードの内容は、「陶芸教室に行った」というもの(1枚目)、海に夕日が沈むイラストと共に「僕と過ごす時間をいい思い出に」とメッセージが書かれたもの(2枚目)、黄色と緑の抽象画に「特別なことをしなくても、いい人と一緒にいる時間は楽しい」と書かれたもの(3枚目)。


 じゃんけんで勝ったソ・ミンジェが2枚目、パク・ジヒョンが3枚目を選び、イ・ガフンが1枚目となった。そして、最新のラブラインは以下の通り。


《男性》
チョン・イヌ→パク・ジヒョン
イム・ハンギョル→パク・ジヒョン
チョン・イドン→パク・ジヒョン


《女性》
イ・ガフン→イム・ハンギョル
ソ・ミンジェ→チョン・イドン
パク・ジヒョン→チョン・イヌ


 男性陣がジヒョンに集中しているため、3人中2人はラブラインを送った相手以外とのデートになる。さて、どう転がっていくのだろう……? 3つのデートを、振り返っていこう。


 まず描かれるのは、ミンジェのデート。海に夕日が沈むイラストを描いたのは……イドンだった! 合流した2人は、車で海へと向かう。決して話し上手ではないが、穏やかなイドンの雰囲気に、ミンジェもリラックスしていく。


 現地に着いた2人は、まず腹ごしらえ。「浅漬けキムチが好き」と言うミンジェに、イドンが「作ってほしいの?」と問いかけ、ミンジェが照れる胸キュンシーンもはさみつつ、お互いが他のメンバーに対して劣等感を抱いていた、という共通項も判明。2人の距離感は、ランチを経てかなり縮まったようだ。


 その後、ミンジェをお寺の中の絶景スポットに連れていくイドン。「夕日が沈むところを見せたかった」と語り、2人は淡々と夕焼けを見つめるのだった。


 続いては、ガフン。「陶芸教室」のイラストを描いたのは、イヌだった。合流してすぐに「今日は髪型がちょっと違うね。かわいいよ」とスマートに相手を褒めるイヌだったが、これまではジヒョン一筋だったため、スタジオからは「意欲が感じられない」とバッサリ……。意中の人ではなかったが、ちゃんと楽しませられるのだろうか?


 一方ガフンは、デート開始直後からぐいぐい攻める。「1泊2日で遊ぼう」と提案してイヌを動揺させたり、「相手が僕でどうだった?」と聞かれると「どこまで言っていいの? 正直になりすぎちゃう」とじらしつつ、「イヌさんとのカードを選びたかった」と告白! さらに、「どんな性格の人が好き?」と質問してイヌが「明るい人かな」と答えると「私は明るいよ」と猛攻を仕掛ける。


 そして、陶芸教室の最中には指をけがしているイヌにどこかのタイミングで渡そうと思っていたという絆創膏を渡したり、焼き物にお互いのイニシャルを掘ったり、夕食の際には「いちばん大事にしてる服なの」とアピール。


 極めつけは、イヌが「今日のデートで仲良くなれた気がして……だから……何て言うか」と言いよどんだ際に「変化があったんだね。私がそうさせた?」とキュートにアタック。これにはイヌも照れまくり、心境の変化を感じさせた。


 最後は、ジヒョン。やってきた相手は、ハンギョルだった。ハンギョルは、花でいっぱいのお洒落なデザートカフェに誘う。ブランディングディレクターの彼らしいセンスの良い店選びでジヒョンを喜ばせつつ、彼女が緊張からかラテをこぼしてしまっても、慌てずに優しくフォロー。「自分の気持ちを表現するのは苦手」と言いながらも、そつのないエスコートで魅せる。


 そして、デートカードに描かれていた2色のイラストに込められた意図も判明! 実は、緑とベージュ→ジヒョンの服の色で描いてたというのだ。つまり、ハンギョルはジヒョンが相手になると信じていたということ。ロマンチックな演出に、ジヒョンは思わずはにかんでしまう。


 これまではイヌに対して後手を踏んできた感もあるハンギョルだったが、ブルーに彩られたイタリアンバーで迎えた夕食時には「イヌのことはどう思う?」と聞くなど積極的。ジヒョンが「しっかりしたお兄さんって感じかな。男らしい」と答えると、考え込む様子を見せる。


 今日のハンギョルは、まだまだこれで終わらない。「僕は今日、君が立ってて嬉しかった。待ってた人がいたから」と明確な好意を伝えて、ジヒョンを驚かせるのだ。


 一対一になることで、これまでになく各々の“攻めの姿勢”が浮き彫りになった初デート。その後に発表されたラブラインにも、大きな変化が生まれた。


【女性】
ガフン→イヌ
ミンジェ→イドン
ジヒョン→ハンギョル


【男性】
ハンギョル→ジヒョン
イドン→ミンジェ
イヌ→ガフン


 なんと全員が、デート相手にラブラインを送ったのだ! 6人の恋の模様は、これで完全に分からなくなった。果たして次回はどんなイベントが待っており、この関係は維持されるのか、それともまた変動するのか、興味が尽きないところだ。


(SYO(映画ライター))