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中村倫也の“YouTuber適性”が高すぎる 細やかに進化を続ける日常動画の魅力

2020年05月04日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 俳優の中村倫也が5月1日、所属事務所トップコートの公式YouTubeチャンネルにクッキング動画「中村さんちの自宅から14」を投稿した。


(参考:松坂桃李、中村倫也に続きYouTubeに降臨 “彼氏の距離感”で「次はゲーム実況でも(笑)」


 4月16日から始まった動画シリーズ「中村さんちの自宅から」。基本的には、Twitterで事前募集したファンからの質問に、中村が自宅の一室で答えていくという配信スタイルだが、同月22日に公開された「中村さんちの自宅から6」では、自宅キッチンで料理をしている姿を初披露。以降、度々、同様のクッキング動画を投稿するようになり、ファンからの好評を博している。


 回数を重ねたためか、中村の料理動画はどんどん洗練されていく。


 今回調理したのは、白菜と豚ロースのミルフィーユ鍋。手際よく下ごしらえしながらも、時折、手を止めて「コツとしましては、並べた時に綺麗になるように(豚肉と白菜の)高さを揃えたいんですよ。だから、うまいことバラツキがでないように白菜を敷いていきます」と、丁寧に説明したりする。視聴者が真似しやすいように、しっかりとレシピを紹介している印象だ。


 「なんかどんどん、料理動画になってきちゃってるよね。そんなことないかな? 最初はもっと適当だったんだけど。やっぱり見られてると思ったらちゃんとしなきゃと思っちゃうのかね」と中村。


 また、撮影の仕方にも変化が見られた。これまでは、カメラをキッチンの端に終始固定していたのだが、今回は、たとえば、鍋に具材を投入した際に「鍋は今、このようになっています。おいしそうですね。これを今から顆粒のだしをサラサラとかけていきます」といった具合に、要所要所でコンロのところまでカメラを持っていって撮影していた。この辺にも、わかりやすく作り方を伝えるための配慮が見て取れる。


 とはいえ、「中村さんち」シリーズにおいて、ファンが求めている「ゆるい雰囲気」を醸すことも忘れていない。沸騰した鍋で具材を煮ている間、中村は、おもむろに缶ビールをあけてグラスに注ぎ、液体と泡の比率について「いまだかつてないほど完璧なんじゃない? 一人でビールの泡選手権やってるみたい(笑)」と微笑。鍋が完成すると、一口食べて「うま!……熱っ!」と喜び、もぐもぐと頬張りながら「では座ってゆっくり食べま~す。ハムスターみたいになってる」と締めくくった。


 YouTubeのコメント欄には、「何してもカッコいいよな~」「毎回思うんだが、彼氏感?旦那感?堪らないんだけども」「いつものほのぼの料理かと思ったら、ビール片手の俳優に悩殺されてた」「ちゃんと自炊してて、ちゃんと美味しそうで素晴らしい」など、様々な称賛のコメントが殺到している。


(こじへい)