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SixTONES、京本大我の魅力が爆発 「絵かき歌ミュージカル」は日々をハッピーにするヒントに

2020年05月02日 07:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 人気ジャニーズグループのSixTONESが、YouTubeの公式チャンネルにて動画『Drawing Musical「絵かき歌ミュージカル」誕生!』をアップした。「STAY HOME」が続く今、絵かき歌という、やさしい「おうち時間」の提案だ。しかもミュージカル俳優としても実力を認められている京本大我の美声でというのだから、最高だ。


(参考:SixTONESは進化し、世界へと羽ばたいていくーー『Car Karaoke』動画で見せつけた“高い歌唱力”


 京本政樹を父に持つ京本大我を、メンバーおよびYouTubeスタッフは「坊っちゃん」と呼んで、特別扱いをすることがしばしば。それは、芸能界のサラブレッドだからというのはもちろんだが、驚くほど世間擦れしておらず、ピュアでまっすぐな一面があるからこそ。


 アニメ『名探偵コナン』をはじめ、好きなものには一直線。歌や絵など、自分の得意なものを堂々と披露する自尊心の高さも持ち合わせている。何かと周囲の視線を気にしがちな現代人にとっては、眩しく感じるほどまっすぐな気質の持ち主なのだ。


 そんな「坊っちゃん」がMCを務めることになった今回の動画。だが京本はバインダーを抱えてニコニコするばかり。どうやら特別に用意してもらったものらしい。さらに、7台ものカメラが用意されるなど、いつもよりも豪華な作りにもご機嫌だ。


 オープニングからおなじみの挨拶は揃わず、ジェシーに至っては「どうする? メシ食う?」と自由気ままな発言を繰り広げていく。あまりにも動画が進まないので、いつも進行役を担っている田中樹が「今日はきょも(京本)だよ」とさりげなくアシスト。


 すると、京本は仕切るどころか突然「ミュージカル(クルッと回って拳を突き上げ)絵かき歌ぁぁぁあ!!!」とハイテンションでジャンプする意味不明っぷり。全員の頭の上に大きな「え?」が飛び出したが、そこは長い付き合いのメンバーたち。「坊っちゃん」の弄れに、すぐに対応し「イエーイ!」と盛り上がってみせるのだった。


 ちなみに、約1年前にも京本が進行役を務めた動画『【緊急!京本企画】お絵かきでしりとり!』が見事なグダグダぶりだったが、京本本人はむしろ「爪痕を残した」と満足げなのも笑いを誘う。ぜひ、おさらいとしてこちらの動画もチェックしてほしい。


 ようやく、「ミュージカル絵かき歌」とは何かを改めて説明する京本。以前、『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)にゲスト出演した際に披露し、堂々と歌い上げるミュージカル風のオリジナルソングと絵のクオリティの高さに、大野智からも「続けるほうがいいよ」と太鼓判が押されたものだ。


 いざ、始めるという段階で絵かき歌にも関わらず、タイトルをつけていくスタイルも斬新。1曲目のタイトルは「刹那」と、なんとも哲学的だ。果たして、どんな絵が完成する歌なのか一気に引き込まれる。ぜひ、動画を見る際は紙とペンを用意して、京本の躊躇のない歌声を味わいながら挑戦してみよう。


 〈三日月が 大空に〉とロマンチックな歌い出しに、〈端から棒が 2本 2本 2本〉が、運命の分かれ道だ。そして〈棒には目玉がくっついて グルグルグルのせてあげてよね〉のあとに〈三日月の上に〉というフェイントも待ち受けているので、その揺さぶりも楽しんでいただきたい。メンバー5人の手元には目玉のバケモノが勢揃いしたのだが、あなたはいかがだっただろうか。


 さらに、動画では2曲目「いないいないプリティ」も。〈小さく漢字で山って書いて〉という具体的な指示や、〈丸まったダンゴムシが2匹〉と唐突に幕引き、しまいには正解を解説するのに夢中になって歌うことを忘れるなど、ツッコミどころ満載だ。さらに森本慎太郎、ジェシーも飛び入りでオリジナル(?)ミュージカル絵描き歌に挑むので、そちらもぜひ注目を。


 やはり今回も予想通りにグダグダな展開になった京本プレゼンツ動画。だが、固くなった頭を柔らかくすることが、日々をハッピーに過ごすヒントだということはしっかりと伝わったのではないだろうか。