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オルビスやファクトリエなど全7社が支援、日本の医療・介護現場を支える新コミュニティが設立

2020年05月01日 23:51  Fashionsnap.com

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ソーシャルネットワーク オンライン会見画像 Image by: ジャパンハート
ジャパンハートが、医療用品の需要と供給をマッチングさせるための有志のコミュニティ「ジャパンハートソーシャルネットワーク」を設立した。5月1日12時時点で600人を超える医療従事者と、オルビスや「ファクトリエ(Factelier)」を運営するライフスタイルアクセントなどの企業7社が参加している。

 参加企業の7社はそれぞれ独自の支援内容を発表。オルビスは、女性医療従事者が日常的なケアを行えずストレスを抱えている点に着目し、1週間分のトラベルキット1万セットや顆粒タイプの特定保健用食品「オルビス ディフェンセラ」1万箱、パウチ形式の使い切りハンドクリーム1万包の無償提供を行う。
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 ライフスタイルアクセントは、医療スクラブのインナーとして着用できる特殊なコーティング加工を施したTシャツ300枚や、ファクトリエのシャツやポロシャツなどのアパレル製品の寄付を発表。このほか、国内大手アパレル企業と協力し更なる支援の実施も検討しているという。
 ジャパンハートは、医療機関にサージカルマスクを供給するクラウドファンディングプロジェクト「#マスクを医療従事者に」を通じて、マスク以外の医療物資の不足、物資調達と配送の不均衡、医療機関以外の在宅医療現場や介護施設の危機的状況といった課題が見えたという。今回のコミュニティは医療現場(需要側)と、政府機関や自治体、医師会、支援法人(供給者)の橋渡し役を果たすもので、有事の際には最速で最適な物資を提供できる体制を整えていく。
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