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「ヴァレンティノ」20AWキャンペーンはナオミやグウィネスら20人超が無償で参加 伊病院の支援プロジェクトに

2020年04月30日 20:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

プロジェクトに参加するナオミ・キャンベル Image by: Courtesy of Valentino
「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が、新型コロナウイルスの感染が拡がっている状況を受けて、2020-21年秋冬ウィメンズ&メンズコレクションのキャンペーンヴィジュアルをチャリティプロジェクトとして展開することを発表した。グウィネス・パルトローやアドゥ・アケチ、ローラ・ダーン、ナオミ・キャンベルらアーティストやモデルが被写体として参加し、彼らが暮らす場所でそれぞれ撮影されるポートレートコレクションのような形式になるという。

 世界各地で都市封鎖などにより外出や他人との接触に制限がかかる中、多くのスタッフを必要とする撮影の実施は困難になっている。「#ValentinoEmpathy」と題したプロジェクトは、世界各国で活動するアーティストが、「ヴァレンティノ」の2020-21年秋冬コレクションのルックを身にまとい、彼らがこの困難な時期を共有し信頼を寄せる人々によって撮影されるという。 リウ・ウェン、アンワル・ハディッド、 クリスティー・ターリントン 、ラファティ・ロウら20人超の出演者は全員無償でプロジェクトに参加。各出演者の撮影は今後行われる予定だ。
 ヴァレンティノと親会社メイフーラはこれまで、イタリアのサッコ病院とイタリア市民保護局に200万ユーロ、仏チャリティ団体La Fondation Hôpitaux de Paris - Hôpitaux de Franceに100万ユーロ、スペインのマドリード見本市会場内での病院建設に100万ユーロを寄付してきた。そして今回「#ValentinoEmpathy」プロジェクトから100万ユーロを、ローマのラッツァロ・スパランツァーニ病院に寄付することを発表。パンデミックが今後迎える新たなフェーズに備える支援として、イタリアの新型コロナウイルス感染症指定病院である同施設への寄付を決定した。
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■「#ValentinoEmpathy」参加予定のキャストアドゥ・アケチ、 アンワル・ハディッド、 クリスティー・ターリントン、エレリー・ウォーカー・ハーパー、ガリ、グウィネス・パルトロー、ジェームズ・ターリントン、ジャネット・モック、レティシア・カスタ、ローラ・ダーン、レオン・デイム、リウ・ウェン、マリアカルラ・ボスコーノ、ムスタファ・ザ・ポエット、ナオミ・キャンベル、ラファティ・ロウ、ロッシ・デ・パルマ、ルーラ・ジェブリール、スー・チー、タリ・レノックス、ティファニー・タン、タリ・レノックス