ファーストリテイリング、医療用ガウン20万着とエアリズムを医療機関へ寄付

「ユニクロ（UNIQLO）」などを運営するファーストリテイリングが、新型コロナウイルス感染症対策支援として、医療用ガウン20万着とユニクロの機能性下着「エアリズム」を5月中旬に国内の医療機関に寄付すると発表した。

　寄付される医療用ガウンはアイソレーションガウンと呼ばれる防護具の一種で、中国にあるファーストリテイリングの取引先工場から調達。エアリズムはヨーロッパや東南アジアの医療機関に寄付した際に、防護服や医療用ガウンの下に身に付けることで蒸れなどの肉体的負担を緩和できるという声が寄せられたため、日本でも医療機関に寄贈することを決定したという。ガウンとエアリズムは、東京や大阪、神奈川など感染者数の多い都道府県と日本看護協会を通じて新型コロナウイルス治療に対応する全国の基幹病院に提供する。
　ファーストリテイリングは、3月下旬にも国内外の医療機関にマスク1,000万枚を寄付することを表明。すでに約35万枚のマスクを政府のマスクチームに寄付済みで、5 月中旬までに計100万枚超の提供完了を予定している。
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