中村倫也、加速し続けるYouTuber活動　ファンには早くも“ロス”の怖さも……？

　俳優の中村倫也が4月28日、所属事務所トップコートの公式YouTubeチャンネルに動画「中村さんちの自宅から10」「11」を立て続けに投稿した。

（参考：中村倫也、料理動画で高まる“彼氏感”　視聴者との距離をグッと縮めるYouTube施策）

　Twitterで事前募集したファンからの質問に対し、中村が自宅の一室で答えていく同シリーズ。動画冒頭、中村は、にこやかな表情でカメラに向かって手を振り、「……それではまた来週」と挨拶。すぐに「嘘だよ」と訂正するその姿に、コメント欄は「嘘だよの声が優しすぎて呼吸止まった」「うそだよから先に行けない」「最初の手を振りからの『ウソだよ』で完全にノックダウン」と歓喜の声に沸いた。

　「テーマパークでペアルックデートをしたいですか？」との質問に対して、中村は「したい」と即答。「将来、家庭を持って子どもが出来たりしたら、やっぱり僕はジーニーの格好をして、息子ならアラジン、娘ならジャスミンかな。一緒に手をつないでね。嫁さんはなんだろ？ グーフィーかな（笑）。したいですね」と妄想を膨らませると、ファンもコメント欄で「グーフィーになる準備いつでもできてますよ(？)」「中村倫也の嫁さんになれる世界線ってどこですか」「倫也さんの子供に生まれたい」とその妄想に便乗していた。

　質問に答える中村は終始、ユルっとしたテンションを崩さない。そのまったりとしたムードは、「中村倫也さんの周りだけ時間がゆっくり過ぎていってる感じがして好き」「声に人を癒す力がある」「このおっとりした感じが癒しなんですよね」と好評だ。

　かと思いきや、突然、スイッチが入ることもある。「学生の時に好きだった教科は何でしたか？」という問いかけに答えていくうちに、「先生って大変なんだよ……ちょっと長くなるよ？ もう16分超えちゃってるけどいいかい？」と中村。「それこそ、『はじこい』（初めて恋をした日に読む話）とかさ、映画『先生!、、、好きになってもいいですか?』の時とか、教壇に立つ役をやったんだけど、20とか30人がこっちを向いてるわけじゃない。あれで、世の教職に就いている人たちはすごいな、大変なんだなと思った。だから、これを見ている子どもがいたら先生に優しくしてあげてね」と語りかけた。

　4月16日からはじまった「中村さんちの自宅から」シリーズは、4月28日時点で動画11本に及ぶ。また、1本目の動画は5分程度の再生時間だったところから、徐々に再生時間が長くなり、今回投稿された2本に至っては再生時間15分を超えている。

　更新頻度・再生時間の両面から見て、中村がYouTube配信に熱意を持って取り組んでいることは疑いようもない。そんな彼の姿勢にファンもついてきているようで、「ほんと最近これ見るために生きてるようなもん」「自粛中いちばんの楽しみ」と定期的に見られることを喜んでいる声も多い。近い将来、外出自粛が解除された時に「中村さんちの自宅から」が打ち切りとなった場合、「ロス」を訴えるファンも増えそうだが果たしてどうなるのだろうか。いずれにしても、期間限定と思われる贅沢な時間をじっくり楽しみたいところだ。

（こじへい）