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気鋭の歌人くどうれいん、待望の単著エッセイ集『うたうおばけ』刊行

2020年04月29日 14:21  リアルサウンド

リアルサウンド

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 リトルプレス『わたしを空腹にしないほうがいい』で注目を集めた、歌人くどうれいん待望の単著エッセイ集『うたうおばけ』が4月29日に書肆侃侃房より発売された。


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 盛岡に住む歌人・くどうれいんは『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD刊行)が、リトルプレスながら評判を呼び、重版を重ね現在8刷に達している。


 そんなくどう待望の新刊エッセイ集『うたうおばけ』は、書肆侃侃房の「web侃づめ」での連載を大幅に増補した全39編。「ミオ」「バナナとビニニ」「暗号のスズキくん」などが収録されている。


 帯には写真家の植本一子が「東北の小さな歌人。鋭いと思いきや、その先は丸く、言葉たちは強く光っている」と言葉を寄せた。


■くどうれいん(工藤玲音)プロフィール
1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。会社員。樹氷同人、コスモス短歌会所属。著書に『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD、2018年)、共著に『ショートショートの宝箱Ⅰ・Ⅱ』(光文社)。『POPEYE』(マガジンハウス)にて「銀河鉄道通勤OL」連載中。