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不正入学スキャンダルから1年 『デス妻』フェリシティ・ハフマンの長女が“自力”で名門私立大に合格

2020年04月28日 18:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

長女、次女ともに晴れて大学進学が決まったフェリシティ・ハフマン
大学不正入学スキャンダルで世間を騒がせた女優フェリシティ・ハフマンの長女ソフィアさんが、このほど自力で名門私立大学に合格したことが明らかになった。

『デスパレートな妻たち』のリネット役で知られる女優フェリシティ・ハフマン(57)は、長女ソフィアさん(19)のSAT(大学進学適性試験)スコアを水増しするため、1万5000ドル(約167万円)を架空のチャリティー団体に支払い、不正入学に関わったとして昨年3月に起訴された。

同年9月にボストン連邦裁判所より禁錮14日の実刑が下り、加えて12か月の保護観察処分と3万ドル(約320万円)の罰金、250時間の社会奉仕活動判決が言い渡された。フェリシティは翌10月、北カリフォルニアのアラメダ郡ダブリンにある女性刑務所に11日間収監されたのち、予定より早く出所し、以降はたびたび社会奉仕活動に従事する姿がキャッチされていた。

スキャンダル発覚当時、長女ソフィアさんは母親が自分のスコア水増しに関与していたことは寝耳に水だったとされ、フェリシティが判事宛てに書いた手紙には

「娘に見つめられ、涙ながらに『どうして私の実力を信じてくれなかったの? 私が自分の力で成し遂げられるとは思わなかった?』と問い詰められた時、私には適切な答えが見つかりませんでした。『ごめんなさい』と伝えるのが精一杯でした。」

と綴られていた。

このスキャンダルによりSATスコアを取り消されてしまったソフィアさんだったが、引き続き大学への進学を希望し、再びSAT受験に挑んだ。そしてこのほどペンシルベニア州ピッツバーグの名門私立、カーネギーメロン大学(CMU)に合格したという。米時間27日にソフィアさんが自身のInstagramストーリーに大学のロゴとスマイルの絵文字を投稿、さらにプロフィール欄に「CMU Drama ’24」(カーネギーメロン大学 演劇科 2024度卒業)と記したことで明らかになった。

人気TVシリーズ『トワイライト・ゾーン』のリブート版第2シーズンでキャスティングに起用されるなど、すでに女優としてのキャリアを始動させているソフィアさんにとって、工学やコンピューター分野のほか演劇にも定評のあるカーネギーメロン大学への合格は願ってもない朗報だったに違いない。同大学演劇科の卒業生には、テッド・ダンソンやホリー・ハンターらトップレベルの俳優が名を連ねている。

フェリシティの関係者は『People.com』に対し、

「フェリシティは、ソフィアがこの1年間めげずに頑張ったことを誇りに思うと同時に、心から感謝しています。」

と語っている。

ちなみに次女のジョージアさん(18)も今秋より、リベラルアーツカレッジとして知られるニューヨーク州のヴァッサー大学に進学が決まっている。

画像2枚目は『Sophia Macy 2019年10月1日付Instagram「lil pic from Croatia this summer」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)