ブレインスリープは4月27日、「新型コロナウイルスの影響による働き方の変化」の調査結果を発表した。調査は4月に実施し、緊急事態宣言が早期に出された東京、大阪、神奈川、埼玉、千葉、兵庫、福岡の7都府県1000人から回答を得た。
新型コロナウイルスの影響を受け、「睡眠時間が長くなった」と回答した人は32.8%。特に、働き方に変化があった人には44.3%にのぼる。
新型コロナ前には見られなかったが「現在よく眠れない」という人も
就寝時間は遅くなった人は15.3%、起床時間が遅くなった人は21.5%となり、夜型の生活に移行している傾向にあるようだ。一方、睡眠の質に関しては、「悪くなった」が11.1%。働き方に変化があった人は13.8%となった。
新型コロナウイルスの影響を受ける前にはなかったが、現在現れている症状については「よく眠れない」のほか、「首筋や肩がこる」「目が疲れる」「食欲がない」といった声が寄せられた。
同社は「不眠以外の不定愁訴も多く、これらが相互に悪影響を与えている可能性もあります」とコメントし、緊急事態宣言下では規則正しい睡眠や生活リズムをとり、良質な睡眠を得るよう呼びかけた。