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TSIホールディングスが医療用ガウンの生産開始、9月までに約100万着を製造

2020年04月27日 13:02  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

TSIホールディングス 公式サイトより
TSIホールディングスが、新型コロナウイルスの感染拡大で不足が続く医療用ガウンの生産を開始すると発表した。同社子会社であるTSIソーイングの米沢工場と宮崎工場で、9月までに約100万着を製造する予定。
【まとめ】ファッション関連企業による新型コロナウイルス支援活動<随時更新>

 同社は日本政府の要請を受けて、4月中旬から企画生産の準備に着手。ガウンはポリエステル撥水織物や不織布防水フィルム素材を用いたアイソレーションガウンで、手術以外の施術や簡易的な処置に活用できるほか、面会者や患者等が防護服として使用することができる。納品は日本政府に優先的に行い、医療機関等への個別販売は現時点では想定していないという。
 TSIソーイングの米沢工場と宮崎工場では、4月から地元の地方公共団体への無償提供やグループ社員の福利厚生を目的にマスクの生産を行っているが、医療従事者向けのガウンの生産は今回が初めてとなる。
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