2020年04月27日 10:32 リアルサウンド
アパレルショップ『WEGO』を運営する株式会社ウィゴーが、初のバーチャル店舗を出店。VR上で行われる世界最大級のイベント『バーチャルマーケット』の第4回となる、『バーチャルマーケット4』に参加することが決定した。
『WEGO』初となるバーチャル店舗の1号店は、パラリアルワールド(平行現実世界)をテーマとした仮想都市《パラリアルトーキョー》内に『WEGOパラリアルトーキョー店』としてオープン。2020年4月29日(水)~5月10日(日)の12日間となる。
『WEGOパラリアルトーキョー店』では、バーチャルマーケットでのアバターのファッション(衣装)をコーディネートで販売。WEGOで販売されるリアルアイテムをデジタルデータ化し、WEGOならではのトレンド感のあるスタイリングを、現在バーチャル空間では存在しない「アバターのサイズ基準(S/M/Lのようなもの)」で提案し、有名アバターがフィッティングして展開する。
また、今回のバーチャル店舗においての販売スタッフについては、現役のWEGOスタッフをアバター内でリモート起用し、新しい雇用形態に取り組む。
『WEGO』は、今回の出店を機に、既存の客層から拡張し、新たなターゲットに向けて、新たな販売チャネルを構築すると共に、既存のリアルファッションの価値に“デジタル表現”という更なる価値を付加していくという。今後は、バーチャルファッションの展開によりアバター用のデジタルアイテム市場への参入も視野に入れていくそうだ。(リアルサウンド編集部)