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オオトカゲ、タヌキから超大型犬まで おうち時間で癒される“珍しいペット動画”のススメ

2020年04月26日 20:22  リアルサウンド

リアルサウンド

動画サムネイルより

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、「おうちエンタメ」に焦点が当たっている現在。リアルサウンドテック編集部スタッフが、それぞれの「おうちエンタメ」を紹介する短期連載記事がスタート。今回は編集部のYouTube担当、橋川がお送りします。


(参考:HIKAKIN、木下ゆうか、関根りさ……人気YouTuberにペットブーム到来?


 本来なら、新しい1週間に向けてリフレッシュに時間を使いたい、週末の夜。けれど現在は外出は控える必要があり、人と会うことも難しい状況です。特に一人暮らしをしていると、「かわいいペットがいたら癒しになるのにな」と思いますが、一時の感情で飼うのは避けたいところ。そこで夜な夜な観てしまうのが、人々に癒しを与える一大コンテンツとなって久しい「ペット動画」です。なかでも今回は、そもそも飼うのが難しそうな、少し変わったペットの動画を届けているYouTubeチャンネルを紹介したいと思います。


 最初に紹介するのは、“爬虫類YouTuber”として人気を博している「アニマルタイガ」さん。少なくない爬虫類飼育者がそうであるように、彼もトカゲやカメなど多くの動物を飼育していますが、なかでも視聴者に愛されているのが、体長が2メートルに及ぶ恐竜のようなミズオオトカゲ「テンくん」です。


 爬虫類には、少し不気味だったり、怖いというイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、おっとりとした性格で、愛嬌のあるテンくんの姿を見ていると、多くの人が「可愛い」と思うはず。大きな魚や肉塊を丸呑みにする迫力あふれる給餌シーンと、のそのそと歩いてタイガさんに寄り添う微笑ましい姿のギャップが、大きな魅力です。


 続いて、こちらも急上昇動画の常連になっている「たぬきチャンネル / Lives with a Tanuki」。「ペット」としては大変珍しいたぬき(ペットとしての名前も“タヌキ”とされている)との日常を淡々と届けているチャンネルです。


 もふもふした姿がなんとも愛らしく、ファンにとって強烈な癒しになっていますが、飼い主さんによると「狸は人間との共存生活には向いていません」とのこと。もちろん個体差はありそうですが、「野生の狸は基本夫婦で生活しているので、個体認識は相方とそれ以外と敵くらいしかない」と見られ、「食べ物の執着が異常に強くお腹が減ると家中壊して食べ物探しを始めます。障子カーテン敷物壁紙は剥がす物、バケツや植木鉢はひっくり返す物等々かなり厄介です」としています。どのペットにも言えることですが、一緒に生活する上では楽しいことばかりではない、ということも伝えてくれるチャンネルです。


 さて、一方で人によく懐いてくれる動物といえば「犬」ですが、なかなかお目にかかれない超大型犬「グレートピレニーズ」のルンルンとアラン(今日のルンルン / Today’s RunRun)も、YouTubeの人気者です。


 小柄なお母さんと並んだサムネイルが衝撃的な「アランこたつを片付けないで欲しい」は、800万再生をうかがう勢い。お父さんにはおとなしく従うけれど、息子さんにはあたりが厳しいルンルンとアランのお茶目な日常を、ぜひチェックしてみてください。


 他にも、YouTube上には珍しいペットの動画が数多く投稿されています。ヒル(動物の血を吸う、ウニョウニョしたアレ)に自分の血を与え、可愛がっている方もいて、ときにギョッとする動画に出会うこともありますが、単純接触効果というものか、興味本位で見ているうちに可愛く思えてくるから不思議。これから家族として迎え入れるペットを探している人は、その選択肢を広げるためにも、多様なペット動画に触れてみてはいかがでしょう。