『マイティ・ソー』クリス・ヘムズワース、自宅では“子供達の算数の問題”から逃げるパパ

オーストラリア出身の人気俳優クリス・ヘムズワースが米時間22日に出演したトーク番組で、妻や3人の子供達との自主隔離生活について語った。賑やかすぎる自宅の喧騒から逃れたくなった時は一人芝刈り機に乗り、黙々と自宅庭の芝を刈る作業がクリスにとっての“癒し”なのだという。

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『マイティ・ソー（原題：Thor）』や『アベンジャーズ（原題：The Avengers）』などのシリーズで知られる人気俳優クリス・ヘムズワース（36）は現在、妻でスペイン出身のモデル兼女優エルサ・パタキー（43）、インディアちゃん（7）、双子の男の子サーシャくん＆トリスタンくん（6）とオーストラリアの自宅で隔離生活を送っている。

米時間22日には人気トーク番組『Jimmy Kimmel Live』に出演し、3人の子供達とのリアルな自粛ライフを明かした。クリスは子供達のオンライン学習を手伝うこともあるようで、司会のジミー・キンメルにホームスクーリング（家庭学習）の進み具合について尋ねられたが、クリスは浮かない顔で

「僕も努力はしてるんだけど。ことごとく失敗してるよ。」

と本音をぶっちゃけるのであった。子供達と一緒に算数の問題に取り組むも、何時間もかけるわりにその大部分は子供のご機嫌とりで終わり、実際の“学習”に費やされる時間は「わずか20分程度だったりする」とホームスクーリングのリアルを語ったクリス。今時の算数は自身が学校に通っていた頃と比べ、かなり複雑な内容になっていると言い、

「新しい“やり方”とか、そういったものがあるみたいなんだけど、僕にはまったくチンプンカンプンなんだ。まぁ、せいぜい頑張るさ。」
「隔離生活が終わる頃には、うちの子供達のIQはやや下回るだろうけど、心配はしていないよ。」

とオージーらしいおおらかさも覗かせていた。

またクリスは7歳娘、6歳息子達と四六時中ともに過ごす日々のなかで、自分だけの静かな時間がほしい時は数か月前に購入した芝刈り機に乗り、黙々と自宅庭の芝を刈っていることも明かした。

「実は、芝を刈るのが大好きでね。」
「芝刈りには、何か“すごい癒しのパワー”が宿っているんだ。まぁ単に、僕が四六時中子供達に付き合わされたり、勉強を教えることから、ほんの数時間“逃避”できるってだけのことかもしれないけどね。」

クリスは毎回、あえて子供達のホームスクーリングの時間を見計らって芝刈りに出ているようで、

「ハニー、芝が伸びちゃって、まるでジャングルのようだ。刈りに行かないと。」

ともっともらしい理由をつけて妻のエルサさんにホームスクーリングをお願いしていることを暴露していた。

“偉大なソー”として知られ、24日に配信開始されたNetflixオリジナル映画『タイラー・レイク －命の奪還－（原題：Extraction）』でもスゴ技アクションを披露しているクリス・ヘムズワース。そんな彼も実生活では7歳児と6歳児の算数問題に苦戦し、その場を逃げるようにして芝を刈りに行くという“ポンコツ・エピソード”には親近感を抱いたファンも多いことだろう。



（TechinsightJapan編集部　c.emma）