トップへ

ハル・ベリー、『007』撮影中にあわや窒息「ピアース・ブロスナンは命の恩人」

2020年04月24日 15:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ピアース・ブロスナンに危機一髪のところを救われたハル・ベリー
女優ハル・ベリーがこのほどトーク番組のなかで、18年前に出演した映画『007 ダイ・アナザー・デイ』の撮影中にあやうく命を落としかけたというエピソードを披露した。ベッドシーンの撮影中に起こったハプニングでハルの命を救ったのは、ジェームズ・ボンド役を務めたピアース・ブロスナンだったそうだ。

【この記事の動画を見る】

米出身の女優ハル・ベリー(53)が米時間21日、人気トーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』にビデオ通話で出演した。30年超のキャリアを誇り、鍛え上げた自慢のボディを武器にこれまで数々のアクション映画に出演しているハル、司会のジミー・ファロンに過去のアクションシーンの失敗談や恥ずかしかった経験を尋ねられると、2002年公開の『007 ダイ・アナザー・デイ』の撮影中に起きたエピソードを挙げた。

5代目ジェームズ・ボンドを務めたアイルランド出身の俳優ピアース・ブロスナンを相手に、セクシーなボンド・ガール“ジンクス”を演じたハル・ベリー。美しい身のこなしや眩しいビキニ姿で話題をさらったハルだが、ベッドシーンの撮影中にあやうく命を落としかけたそうだ。映画のワンシーンに2人が身体を重ね合う濃厚なベッドシーンがある。ハルが色気たっぷりにイチジクをかじりながらピアースを誘う場面で、あろうことかイチジクがハルの喉に詰まり、窒息しかけてしまったというのだ。

「(ベッドに横たわっていた)ピアースが起き上がって、ハイムリック法(誤嚥による窒息死を防ぐための救急処置)で助けてくれたのよ。」
「セクシーも何もあったもんじゃなかったわ。」

とピアースのリアル・ヒーローぶりを振り返り、命の恩人となったピアースはこれからもかけがえのない人物であり続ける―と感謝の意を示すハルであった。

ちなみにハルは、長編映画監督デビューを飾った最新作『Bruised(原題)』で女性格闘家を演じており、撮影中にキルギス出身の女性総合格闘家ヴァレンティーナ・シェフチェンコから受けたキックで骨折に見舞われている。残念ながら新型コロナウイルスの影響により同映画の公開日は未定とのこと、ハルのストイックな女優魂や体を張った演技がスクリーンで観られる日が待ち遠しい限りだ。

そんなハルは現在、2人の子供達、2匹の犬達とともに自主隔離生活を送っている。もともと一人で過ごすのが好きな12歳の娘ナーラちゃんが「この生活が永遠に続いてほしい」と願うほど自主隔離ライフを満喫する一方で、ハルはエネルギーに満ち溢れた6歳の長男マセオくんに手を焼いている様子。これまで度々ケガの一歩手前、「あわや病院行きか? とハラハラさせられる場面があった」と男の子ママの“あるある”エピソードも明かしていた。

時間があるときには、ロサンゼルス在住の人気DJ、D-Niceによる“ダンスパーティー”を楽しんでいるようで、豪華セレブが多数飛び入り参加することで知られる“バーチャル・ナイトクラブ”がお気に入りのよう。懐かしのミュージックに合わせて体を動かすことで、ハルは自主隔離生活のストレスを思い切り発散しているようだ。



(TechinsightJapan編集部 c.emma)