トップへ

賀喜遥香×清宮レイ×柴田柚菜が語る、乃木坂46 4期生のこれから 「もっとプロ意識を持ちたい」

2020年04月23日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

(左から)柴田柚菜、賀喜遥香、清宮レイ

 乃木坂46の4期生11名がドラマ初出演を果たした『サムのこと』『猿に会う』がdTVにて独占配信中だ。


 前回の『サムのこと』に出演する遠藤さくら、早川聖来、田村真佑、掛橋沙耶香、金川紗耶のインタビュー(参考:https://realsound.jp/movie/2020/03/post-526826.html)に続き、今回は『猿に会う』から賀喜遥香、清宮レイ、柴田柚菜がインタビューに登場。


【写真】賀喜&清宮&柴田の撮り下ろしカット


 『猿に会う』は、コンプレックスを抱える仲良し女子大生3人が日光への旅行を通じて、殺人事件など様々なトラブルに見舞われながらも、それぞれの人生を見つめ直すロードムービー。乃木坂46の4期生からは、本作の主人公で耳に大きなホクロがあるというコンプレックスを抱えるまこ役の賀喜遥香をはじめ、しっかり者で物事を四捨五入しがちな性格のきよ役の清宮レイ、今まで男性と付き合ったことがなく、歯の矯正をしているさつき役の柴田柚菜、まこたちと同じ大学に通う少しイケてるタイプの女子大生である涼子役の北川悠理の計4名が出演する。


 初挑戦となったドラマの難しさ、そして4期生として乃木坂46への想いを明かしてくれた。


■「演じることは楽しかった」


ーードラマ初挑戦はいかがでしたか?


柴田柚菜(以下、柴田):最初は不安だったのですが、3人で撮影できたことが嬉しくて、リラックスしてできたので、楽しかったです。ワンシーンでも色んな角度から撮るので、同じことを何回も繰り返すときに、台詞だけじゃなくて動作なども覚える必要があったり、いろんなことを学べました。


賀喜遥香(以下、賀喜):マコちゃんと自分が似ている部分があったり、みんなもそれぞれ役に似ているところがあるなと思っていたので、喋っていると素が出てしまったりして、苦戦しました。役と自分自身との切り替えをするということが初めてだったので、悩むこともありましたが、演じることは楽しかったです。


ーー撮影期間中の一番の思い出は?


清宮レイ(以下、清宮):日光に泊まりで撮影に行った時は、3人とも同じ部屋だったので毎日楽しくて。撮影から帰ってきたら3人で台本を読んで、ご飯を食べて、寝て、また朝一緒に起きて……と、ずっと一緒にいて。お風呂に入ったりもしました。


賀喜:撮影期間中に柚菜ちゃんのお誕生日があって、ケーキをいただいたんですけど、そのケーキをみんなで切らずに食べてはしゃいだりもしました(笑)。


ーー現場の雰囲気の良さが伝わってきました。メンバーの様子は、普段と比べてどうでした?


賀喜:レイちゃんは、撮影現場の空気を明るくしてくれていました。柚菜は普段だと「早くお風呂入って」「机の上汚い、ちゃんと片付けして」とか言うけど、ホテルに戻ってからも役に入っていたのか、大人しくて(笑)。レイちゃんが騒いでいても「ふーん」みたいな。


清宮:そう! いつもなら絶対、文句言われるのに(笑)。大人しくなってたね。


柴田:(笑)。言われるまで全く気づいてなかったです。


■「もっとプロ意識を持ちたい」


ーーステージでパフォーマンスをするのとは違う、演技を通して学んだことも?


清宮:自分の中でのテンションの調整が下手だなというのは初めて気づいたことでした。例えば、実際の自分の気持ちとは全く違うテンションで演技をする時に、意外と簡単にできるかなと思っていたんですけど、とても難しくて。感情がちゃんと伴わないまま、無理に調整しようとすると気持ちが悪くなってしまって。演技だけど本当にその気持ちになることができないと、難しいんだなと思いました。


ーー出来上がったドラマを観て、どんな感想を持ちましたか?


柴田:まだまだできていないなって(笑)。目線とか、口の動きを自然に見せることだったり、お芝居って難しいなと改めて感じました。


賀喜:私も、自分で演じていたのに、感情がよくわからない顔をしていたりするなと思う部分もあって、やっぱり難しいなと。


清宮:マコちゃんは結構アップで映ることが多かったから、顔で物語らなくちゃいけない場面が多くて、難しそうだった。


賀喜:そのときのシーンに合った感情の顔をしているつもりでも、客観的に見たらちょっと違っていたり……。そういうところもちゃんと自分を見て学ばないといけないということを、今回学べたと思います。


ーー乃木坂46から、白石麻衣さんと井上小百合さんが卒業されます。今回のドラマのように、今後は4期生として活躍の場も増えていきそうです。


賀喜:私たちは先輩方と一緒に活動をできた期間が長くはないので、ライブでもなんでも先輩が先導切って全部やってくださっている今の状況が、当たり前みたいになっているところがあると思うんです。でも、先輩がいなくなったときに、今回4期生だけでドラマをやらせていただいたように、私たちだけで何かをしなくちゃいけない場面も多くなると思うので、もっとプロ意識を持ちたい。乃木坂46を知らない人も、グループを知っていても4期生が誰なのか知らない人も多いと思うので、このドラマを通して知っていただきたいです。


ーー新年度がスタートする4月、気持ちを新たにこれからの目標があれば教えてください。


柴田:自分が自信を持てることを見つけたいです。今はまだグループに貢献できていないと感じているので、自分の強みを見つけて、力になっていきたいです。また、今回ドラマをやってみて、またお芝居に挑戦したいなと思いました。


賀喜:私は、ステージの上でキラキラしている先輩を見て、憧れて乃木坂46に入ったので、まだ、アイドルとして明確にやりたいことが見つからなくてもいいのかなと思うこともあったんです。でも、これからやれることは全力でやって、やりたいことや自分ができることを見つけていきたいなと思います。


清宮:バラエティやドラマなど、今いろんなことに挑戦させていただいているので、その一つひとつのお仕事を全力でやって、次に繋がるようにしていきたいです。最近自分のキャラクターを知っていただけることが増えたので、それを生かした何かができたらなと思います。


(大和田茉椰)