ウチコミは4月20日、「居住用賃貸物件の設備」に関する調査結果を発表した。調査は1~4月にネット上で実施し、同社が運営する「ウチコミ!」に登録する大家と入居希望者計934人から回答を得た。
大家に「周辺相場より家賃が高くても入居が決まると思う設備」を聞くと、単身者の場合、1位は「インターネット無料」だった。2位以降、「バス・トイレ別」、「宅配ボックス」、「エアコン」、「TVモニター付きインターホン」、「24時間利用可能ゴミ置場」、「エントランスのオートロック」と続く。
ファミリー層は「TVモニター付きインターホン」を求める声も
単身者の入居希望者に「周辺相場より家賃が高くても入居したいと思う設備」を聞くと、大家同様1位は「インターネット無料」となった。2位以降、「バス・トイレ別」、「宅配ボックス」、「24時間利用可能ゴミ置場」、「家具・家電つき」。6位以降「ウォークインクローゼット」、「追い炊き機能」と続いた。
一般世帯にも同様の質問をすると、1~5位は単身者と同様の結果となり、6位以降「エアコン」、「追い炊き機能」、「TVモニター付きインターホン」となった。
不動産ポータルサイトを利用する際、基本情報以外に最も重要だと思う物件の詳細情報を聞くと、1位は「間取り図」だった。2位以降、「外観・室内写真」、「初期費用」、「駐車場・バイク置き場・駐輪場の有無」、「詳細住所」、「保証人の要否」と続いた。具体的には、
「掲載されている情報と実際問い合わせた際に提示された条件に違いがあると不安に感じる」
「部屋の写真が少ない物件が多く、室内のイメージがし難い」
などの意見が寄せられた。中には「おおよその初期費用が問い合わせせずに分かるとありがたい」などの声も寄せられた。