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『今日好き 青い春編』第3話ーーしゅんが一夜にして“モテ男”に! カップル続々誕生か

2020年04月22日 18:22  リアルサウンド

リアルサウンド

(C)ABEMA

 現役高校生たちが2泊3日の“恋の修学旅行”を通して運命の恋人を見つける『今日、好きになりました。青い春編』(ABEMA)。胸キュンあり、涙ありの甘酸っぱい青春純愛リアリティーショーだ。


 4月20日公開の第3話では、2日目夕方までの模様をオンエア。彼らの“恋の修学旅行”も折り返しを迎え、初日にはスポットの当たらなかった男子に、女子の矢印が一気に向きはじめるなど見どころ満載だった。


 以下、今回の見どころをレポートする。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(参考:『今日好き 青い春編』第1話&2話ーー“恋の修学旅行”スタートも、早速心変わりが……


 2日目はまず、女子がチャレンジした風船早割り対決の結果、粕谷音(のん)が佐久間美波(みなみ)を2人きりのいちご狩りへ誘えることに。残りのメンバーは、宿泊先でバーベキューを楽しむのだが、ここですかさず、広瀬りな(りな)が昨晩に猛アプローチを仕掛けた桑山隆太(りゅうた)をツーショットに誘う。これには、先程までりゅうたとビーチでの“朝散歩”を楽しんでいた山田なる(なる)も、眉をしかめるしかなかった。


 りなはりゅうたに、「どっちが海に行こうって言ったの?」などと、今朝のツーショットについて詮索。そこから、りゅうたの想いに探りを入れるのだが、返ってきたのは「なるちゃんが気になっていて」という、最も聞きたくない答えだった。これにはショックと涙を隠せない様子だったものの、「りなはずっと(りゅうたで)変わらないかな」と空元気を出し、バーベキューで隣に座る相手も「決めていいよ、自分で」と、その判断をりゅうたに委ねる。その後は、なるについて「逆に応援する」と、やや自暴自棄な様子を見せていたりな。2日目の朝にして、りゅうたの答えをいささか早く求めすぎた印象だったが、その本心は言葉通りなのだろうかーー。


 いよいよバーベキューが始まると、りゅうたはなるを隣に座るよう促す。また、食事中の「いま気になる人の人数を言おう」という話題でも、りゅうたとなるはお互いに「1人かな」と自信をもって答えるのだった。ただ、ここで予想外だったのは、りなと木村伊吹(いぶき)の答え。なかでも、いぶきは初日のセスナデートで、永江梨乃(りの)と良好な関係を築いていたが、その回答はりなと同じく「2人かな」だった。結論から述べると、両者それぞれの真意は第3話では明かされなかったため、この後の展開に期待が掛かる。


 一方で、いちご狩りに出かけたみなみとのん。お互いの選んだいちごを“あーん”で食べさせ合う場面では、「“のん”の愛のこもったいちご」と甘い言葉でアプローチ。いちごの大きさが問題だったのかは定かではないが、みなみはそのいちごを“ヘタ”ごと食べるなど、2人の間のご機嫌な“ハッピーオーラ”に赤面してしまうばかりだった。


 そこからカフェに場所を移すと、のんはみなみに本題を切り出す。のんが現在の心境を尋ねると、みなみはまず、初日から気になっているりのを思い浮かべながら「俺はほかに1番話したい子がいて」と言葉を濁す。また、「恋愛対象には入る?」という質問にも、「一緒にいて楽しいん“だけど”」と、そこから先は聞きたくない前置きを挟むのだった。のんへの印象は、あくまで“友だち”。2人の関係性に発展の余地はないのかもしれない。


 その後も「どうやったらりのを越せる?」と、ひたむきなのん。最後に手を繋ぎたいと提案するも、みなみはあくまで傷つけないようにそれを断る。一貫して誠実な対応を取られたからこそ、のんはみなみを振り向かせられなかったことに「悔しい」と言葉を漏らす。彼女の奮闘ぶりが、最終日に実を結ぶことを願うばかりだ。


 食事を終えたバーベキュー組は、女子が話したい男子を自由に選ぶ時間に。ここではまず、りのとなるがりゅうたに、りなと鵜川もえか(もえか)、くろがねさら(さら)がしゅんのところに集まった。なお、りのは一度も話していなかったという理由でりゅうたを選んだが、あまり会話が弾まず、最後にはいぶきを選んでいることも付け加えておきたい。


 注目すべきは、まさかの女子3人が集まったしゅん。初日こそあまり目立たなかったものの、細かに気配りができることや、物事を俯瞰できるという大人っぽさから、徐々に惹かれる女子も増えたようだ。ここでは、りなもその一人。彼女は、しゅんに想いを寄せていないものの、りゅうたとの一件から「楽になりたかった」という理由で、しゅんとの会話を楽しんでいた。ただ、りのを気になっていたしゅんから「さらちゃん一択」という言葉を引き出すなど、その後に繋がる大切な役回りも果たしていた。


 というのも、しゅんの後を追ってきたのが、彼に想いを寄せるもえか。昨日に一緒だった時間も長く、しゅんのポジティブな部分に「性格が似ている気がする」と共感を示す。それに対して、しゅんも彼女のおかげで素の表情が出せるようになったと好印象だ。さらに、もえかがストレートに「好きです」と告白すると、その強い気持ちに心打たれてか、先程までの“さら一択”だった想いが揺らいだようにも感じられた。


 第3話を振り返るに、りのを追いかけるみなみ以外は、男子全員が気になる女子と両想いになっており、多くのカップルが誕生しそうである。このまま順調に告白まで進むのか。次回は、最終日へのターニングポイントになると思われる、イルミネーションでの模様がオンエアされる。


(一条皓太)