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テレワークの導入、IT業界では8割超に 在宅で困ったことは「肩こりの悪化、慢性的な運動不足」など

2020年04月22日 18:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ヌーラボは4月22日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「テレワークの導入」に関する調査結果を発表した。調査は4月上旬にネット上で実施し、580人から回答を得た。

IT・インターネット業界の人のうち、職場のテレワーク導入について「以前から可能だった」「今回をきっかけに許可が出た」と回答した人は合わせて84.5%だった。

「いまだに派遣社員のみ出勤義務がある」という声も

2月(45.2%)、3月(63.7%)から大幅に増加。また、2月時点ではテレワークの許可が下りても活用している人は少なかったが、今回の調査では活用している人が9割を超えた(2月:57.9%、3月:76.9%、4月:91.6%)。

IT・インターネット以外の業界では、「以前から可能だった」「今回をきっかけに許可が出た」は76.3%。2月から42.4ポイント増加した。

同社は、Backlogのユーザーが中心のため、一般的な状況よりもテレワーク導入が進んでいると分析。エリア別のテレワーク導入ランキングは、1位「関東地方」、2位「九州地方」、2位「近畿地方」となった。

テレワークで困ったこととしては「機密情報漏洩の配慮」のほか「肩こりの悪化、慢性的な運動不足」などが挙げられた。テレワークができない人からは「いまだに派遣社員のみ出勤義務がある」といった声が寄せられた。